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もっと野菜を食べよう! 箕輪町給食委員会

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長野県箕輪町

「野菜は体にいいから、もっと食事に取り入れたい。でも、料理に手間や時間がかかるから、作るのは大変だ」と思うことはありませんか?今月は、「手軽に野菜がたくさん食べられて、しかも塩分控えめで美味しいレシピ」を学校栄養士がご紹介します。学校給食の人気のメニューです。塩分が控えめなので、生活習慣病が気になる方にもおすすめです。

■野菜のすごいところ
味わい・彩り・食感・季節感など食を豊かにしてくれる野菜は、含まれている栄養素にも「すごさ」があります。

・カリウム ⇒ナトリウム(塩分)の排出を促して血圧を調整。
・食物繊維 ⇒腸内細菌のバランスを保ち、排便を促して腸内環境を整える。
・ビタミンC ⇒免疫力を高めて感染症を予防。また、活性酸素を抑えて生活習慣病予防や、美肌効果、老化防止もサポート。

*他にも野菜には体の調子を整える栄養素(ビタミンや無機質など)がたくさん含まれます。
*野菜は1日350gの摂取が推奨されています。加熱すると、かさが減って食べやすくなります。

■箕輪町の学校給食には地場産の野菜がいっぱいです
◆学校給食 地場産物使用割合(R4年の主要品目の年平均) 50.1%
[主要品目:キャベツ・きゅうり・にんじん・たまねぎ等]

箕輪町の学校給食では、地元生産者の方のご協力もあり、地場産の野菜を多く使用しています。旬の新鮮な野菜は味が良く、栄養も多く含まれています。この野菜を毎日食べることができる環境はとても恵まれていると言えます。
長野県全体の学校給食における地場産物使用割合は約34%です。主要品目でみると、箕輪町の地場産物使用割合はとても高いです。これからも、生産者の方々と連携をとり、箕輪町の未来を担う児童生徒のみなさんに食を通して、地域のよさを伝えていきます。

◇バイオ炭を混ぜた畑で育った「たまねぎ」も使っています!
環境負荷軽減になるバイオ炭を土に混ぜた「たまねぎ畑」の様子です。福与農地を守る会のみなさんから、たまねぎの作付けから畑の管理、出荷までの苦労や学校給食への想いなどのお話をお聞きしました。こちらのたまねぎも学校給食で使っています。

■たまねぎたっぷり しゅうまい (今年度の学校給食甲子園長野県代表に選ばれたメニューです!!)
◆食塩相当量…1人0.3g

▽材料…4人分
[A]
・豚ひき肉 100g
・たけのこ水煮 50g
・たまねぎ 100g
・はくさい 80g
・しょうが 2g
・オイスターソース 小さじ1
・ごま油 小さじ1/2
・塩こしょう 少々
・片栗粉 小さじ1
塩(塩もみ用) 小さじ1/4
しゅうまいの皮 8枚
おかずカップ 8枚

▽つくりかた
(1)野菜はすべて粗みじん切りにする。
(2)はくさい、たまねぎを塩もみして水気をしぼる。
(3)[A]の材料を合わせてこねる。
(4)カップにしゅうまいの皮を敷いて、(3)を丸めたものを入れる。
(5)蒸し器で10分蒸してできあがり。

*給食では、町内のバイオ炭を使った畑のたまねぎを使用しました。
*塩分が控えめで、野菜の甘みが感じられる優しい味です。
*子ども達にも人気のメニューです。

■ゆでキャベツの青のりサラダ
◆食塩相当量…1人0.8g

▽材料…4人分
キャベツ 4枚
もやし 1袋
油揚げ 20g
青のり 大さじ1
[A]
・おろしにんにく 小さじ1.5
・しょうゆ 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ3
・ラー油 少量

▽つくりかた
(1)キャベツはざく切りにして、もやしといっしょにさっとゆで、水気をしっかりきっておく。
(2)油揚げは5mm幅に切り、フライパンでカラッとするまでから煎りする。
(3)ボウルに、[A]を入れてよく混ぜ、(1)と(2)を加えて和え、器に盛って青のりをふる。

*にんにくと青のりの香りで、風味豊かなサラダです。
*油揚げをカリカリにすることで、食感も楽しめます。

■麻婆大根
◆食塩相当量…1人1.3g

▽材料…4人分
だいこん 150g
牛豚合い挽き肉 80g
長ねぎ 20g
たまねぎ 80g
たけのこ水煮 20g
にんじん 40g
枝豆(実) 20g
干ししいたけ 2g
おろししょうが 1g
うすくちしょうゆ 小さじ2
みそ 大さじ1
トウバンジャン 少々
酒 小さじ1
炒め油 小さじ1
片栗粉 小さじ1
角切り昆布 8g

*枝豆がない場合は、小ネギでも代用できます。仕上げに散らしてください。

▽つくりかた
(1)だいこんは5mm幅のいちょう切りにして、下ゆでする。
(2)長ねぎ、たまねぎ、たけのこ、にんじんはみじん切りにする。
(3)干ししいたけも戻して石づきを取りみじん切りにする。
(4)フライパンに炒め油を熱し、ひき肉を炒める。
(5)(2)と(3)を加えてさらに炒め、(1)と角切り昆布を加え、しいたけの戻し汁と水をひたひたになるまで入れて煮る。
(6)具材が煮えてきたところに、枝豆、しょうがと調味料を加えてさっと煮る。煮立ったところに、水溶き片栗粉を回し入れてとろみがついたら火を消す。

*だいこんは、下ゆですると短時間で味が染みこみます。
*しいたけの戻し汁と昆布のうま味の相乗効果でおいしく減塩になります。
*あまり長く煮すぎないで、歯ごたえを残しましょう。

問合せ:健康推進課 健康づくり支援係
【電話】0265-79-3118(直通)

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