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[町農業委員会だより]あぐこみニュース 第1号

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長野県箕輪町

「あぐこみ」とは、agriculture (アグリカルチャー:農業) committee (コミッティー:委員会)の略です。

箕輪町農業委員会:会長 鈴木 健二
箕輪町農業委員会は、令和6年4月1日に改選となり、新しい任期での業務をスタートさせています。
今年度は、広報誌「みのわの実」の1ページを拝借し、「あぐこみニュース」と称して、農業委員会からのお知らせなどをお届けできることになりました。3か月おきですが、昨年度までの単独誌「農業委員会だより」のリニューアル版という位置づけになりますので、ご一読いただければ幸いです。
なお、伊那ケーブルテレビ「もみじチャンネル」での定期的な情報提供も始めますので、そちらもご覧ください。
さて、言わずもがな、日本の農業経営は今、大変厳しい局面にあります。農政の課題も山積し、かつ増え続けていて農業委員会の役務は多岐に渡ります。
地域における喫緊の課題だけでも、
・水田活用転作交付金事業における水張り問題
・営農組合の組合員の高齢化と減少
・農業資機材の価格の高止まり
・望まない農地の相続による遊休農地の増加
・荒廃農地の非農地化の問題…など、枚挙に暇がありません。
箕輪町農業委員会は、これからの3年間、農家、みのわ営農、JA、農業法人など、多くの皆様のお力添えをたまわり、法令遵守・公平公正を旨として、優良農地を活かし守る「農地の番人役」を担います。また、先に挙げた地域農業の喫緊の課題の改善・解決に取り組み、ひいては箕輪町の農業の発展に少しでも多く貢献できるよう努めてまいりますので、町民のみなさまのご理解とご協力、何とぞよろしくお願い申し上げます。

今期の箕輪町農業委員会は、委員会内に5つの部会を設け、また、部会とは別に、注力して取り組む課題を想定したチームをつくりました。まだ、チームづくり及び行動計画の策定途上ですが、チームでは、農業委員会に課せられた広範な業務の中でも対処の難しい案件分野について、普段からの勉強会及び情報収集活動を進めていきたいと考えています。

・農地パトロール対策チーム
・営農型太陽光発電事業対策チーム
・企業参入対策チーム
・有機農業推進対策チーム
・農地相談フォローアップ対策チーム

※詳しくは本紙13ページまたはPDF版をご覧ください。

◆北部営農組合の取り組み
北部営農組合じゃがいもオーナー制度の植え付けの様子です。一般からじゃがいも栽培のオーナーを募集、遊休荒廃地を活用し、栽培を行います。

◆箕輪営農組合の取り組み
箕輪営農組合水稲育苗班の出芽苗のハウス搬入の様子です。約2週間後に硬化苗となり農家に配布されます。今年は気温が高く伸びが早いようです。豊作を祈ります。

◆農地相談会を実施します。
会場:役場202会議室(事前予約制です。【電話】0265-79-3170)
日時:
・7月16日(火) 午後6時~ (予約締切7月9日)
・9月13日(金) 午後6時~ (予約締切9月10日)
・11月15日(金) 午前9時~ (予約締切11月11日)
・1月15日(水) 午前9時~ (予約締切1月8日)
・3月14日(金) 午前9時~ (予約締切3月10日)
※日程は変更の場合があります。

◆8月下旬に農地パトロールを実施します。
日程:8月19日(月)~8月30日(金) ※日程は天候等により変更の場合があります。
場所:町内全農地
内容:遊休・荒廃農地、耕作放棄地の実態把握や農地の無断転用の早期発見などのため、農業委員会の委員が現地調査を行います。草刈りなどの適正管理をお願いいたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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