このたび町では、町の福祉の総合計画である「第4期箕輪町総合福祉計画」を更新し、各個別計画の更新・中間評価を行い、令和6~8年度の介護保険料を決定しました。
箕輪町では、介護認定率を国や県の平均よりも低く抑えるとともに、女性の平均寿命は88.8歳で全国9位(令和2年市町村別生命表の概況:厚生労働省)と、これまでの健康づくりや介護予防の成果が現れています。介護保険料も基準額を据え置くことができ、上伊那では一番安い保険料となっています。
一方で国立社会保障・人口問題研究所による人口推計によれば、箕輪町ではこの先医療・介護ニーズの高い85歳以上の人口が急増し、特に専門職の人手不足が深刻です。全ての人が、年を重ねても介護が必要になっても、認知症になっても幸福を実感しながら住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、地域のフルメンバーで支えあう「地域包括ケア」の関係づくりに、ご協力いただきますようお願いします。
◆計画では4つのありたい姿と評価指標を設定し、実現と向上を目指します
(1)健康寿命が延伸している平均自立期間 (要介護2以上)
男性81.3歳 女性85.7歳 (R4)
(2)要介護・支援の認定率が抑えられている
調整済み認定率 13.5%(R3)
(3)年を重ねても、介護が必要になっても、幸福を実感しながら暮らしている
▽主観的幸福度
元気高齢者 6.99点
居宅要支援者 6.22点 (R4)
(4)最後まで在宅を選択しやすい環境がある
在宅死亡率(自宅の割合)
5年平均 12.3% (2016-2020)
個別計画の詳細は箕輪町ホームページでご覧いただけます
箕輪町トップページ⇒健康・福祉⇒福祉計画⇒箕輪町第4期総合福祉計画
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