■選書会とは
子どもたちが、各学校の図書館に入れる書籍の選択の一部を担う活動です。子どもたち一人一人が、たくさん並べられた本の中から、自分の読んでみたい本や全校の友だちに読んでほしい本を何冊かリストアップし、最終的にその中から1冊を選び出します。その本から図書館に入れる本を決めることになります。
子どもたちの思いを尊重し、「選書会」を通して、図書館の本を選ぶ活動は、他市町村には見られない箕輪町ならではの取組です。平成26年度に町内5小学校でスタートし、平成27年度に中学校が加わりました。
コロナ禍の中でも、工夫しながら実施し、本年度で11年目を迎えます。
■たくさんの本から推しの1冊を
小説、物語、人文・社会・自然分野の図鑑、スポーツなど様々なジャンルの本が体育館に並べられました。中学3年生約240名が1000冊の中から、小学6年生(小規模校は5年生も選書しました)約220名が700冊の中から選書しました。
▽中学生の感想から
・あまり書店など、新しい本を見る機会がなかったので、自分に合っている本を探すことができたので良かったです。
・たくさんの本を見ることができて楽しかったです。ビビッとくるものを見つけられたので良かったです。
・読みたかった本は、もう他の人に選ばれていたけれど、そのおかげで新しい本を見つけられたので良かったです。
▽小学生の感想から
・選書会では、知らない色々な本に出会うことができました。その中で、1冊の本を選んだり、新しい本に出会ったりできて、すごく楽しかったです。
・初めての選書会で、自分の読みたい本を選べました。たくさんの本があって、いつも読んでいない感じのジャンルにも興味を持てて、とても楽しかったです。
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