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4年ぶりの開催 松尾神社秋季例大祭 大山獅子祭

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長野県長和町

9月3日(日)長久保地区において、松尾神社秋季例大祭大山獅子祭が4年ぶりに開催されました。
絶好のお祭り日和となったこの日、神社の境内(けいだい)には多くの観客が訪れました。笛と太鼓によるお囃子(はやし)に合わせて獅子(しし)が舞う『大山獅子(おおやまじし)』、地元中学生による『浦安(うらやす)の舞』、長久保甚句保存会による『長久保甚句』が奉納されました。
今回は、町の無形文化財に指定されている『大山獅子』についてご紹介したいと思います。

■大山獅子の由来・歴史
獅子舞の創始年代は不詳でありますが、弘治3年(1557年)長久保の総鎮守、松尾神社(祭神 大山(おおやま)咋命(くいのみこと))再建の際に地固めのために獅子舞を行ったと伝承されています。
舞は、雄獅子二頭、雌獅子一頭の三頭によって行われますが、唄や笛及び太鼓は、京都系の優雅なもので、舞い方も古式を伝えていると言われています。獅子に関する文書は火災のため焼失し、現在は文政5年(1822年)以降のものが現蔵されています。
大山獅子は、昭和46年頃を境に一時途絶えてしまいましたが地域文化の伝承等を図るため、昭和63年9月11日、17年ぶりに復活しました。
民俗芸能として貴重であることを理由として、平成元年1月9日に町の無形文化財に指定されました。

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