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〔特集〕ながわのキラリびと発見日記

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長野県長和町

■特産品担当が紹介する
ーながわのキラリびと発見日記ーVol.2
長和町のこの人がすごい‼熱い想いを持ったキラリと光るひと紹介します

▼都会から長和町へ
〜黒耀ワインぶどうプロジェクト〜
追い求める理想のワインを目指して

◇黒耀ワインぶどうプロジェクトとは?
長和町はぶどう栽培に適した地質であることから、平成27年に信州ワインバレーの一つである「千曲川ワインバレー」※特区の認定を受け、その翌年、ワイン産業の取り組みについて、遊休荒廃地の解消を図るとともに、町の「ワイン文化」を育むことを目的とした「黒耀ワインぶどうプロジェクト」を事業化しました。
今回は、魅力あるワインを目指して、ぶどう栽培に日々奮闘中な2名の方について紹介します。

◇ヴィーニョーブルクロミラン 中嶋(なかじま)卓也(たくや)さん
Q長和町へ移住した理由は?
東京に住んでいましたが、子育てもひと段落し、長年の夢であったワイン作りに踏み出そうとしていたところ、長和町の「黒耀ワインぶどうプロジェクト」というご縁があり、長和町への移住を決めました。

Qぶどう栽培で大切にしていることは?
土づくりと減農薬での栽培に意識して取り組んでいます。特に土地選びは、当時の役場担当者と熟考しました。また、他地域に住んでいるワインぶどう栽培者のところへ勉強も兼ねてお手伝いに行き、常に最新のワインぶどうの知識を吸収しようと心がけています。

Q今後の夢は?
長和町にワイナリーを作り、テイスティングバーとレストランを作るのが目標です。宿泊施設も併設し長和町のワインを町外から飲みに来てもらえたらいいですね。

◇信州そらいろ農園 阿部(あべ)健史(たけし)さん
Q長和町へ移住した理由は?
子どもと一緒に野菜を作ったり、自然の中で生活がしたいという気持ちがありました。長野県内の空き家を主に探している中で、今の家を見たとき、自分の思う田舎暮らし像にぴったりな家で、長和町に住むことを即決しました。

Qぶどう栽培で大切にしていることは?
畑では「多様性」と「持続可能」を大切にしています。例えば、ワインぶどう畑には蜜源になるようなハーブや他の果樹を植えたり、自家製の堆肥をまいたりしています。常識にとらわれず、様々な栽培方法に挑戦しています。土地の個性を大切に、農業を続けていきたいです。

Q今後の夢は?
遊休荒廃地を上手に活用し、長和町の「黒耀ワイン」を新たな特産品として創出していけたらよいです。現在も、黒耀石の色のワインが出来ないか試行錯誤しているところです。

※千曲川ワインバレーとは?
長野県内のワイン産業は、信州ワインバレー構想の策定など、農業分野における成長産業として目覚ましい発展を遂げています。特に、「千曲川ワインバレー特区」は、降水量が少なく、日照時間が短いため、ワイン作りに最適なエリアです。個人経営の小規模ワイナリーが集積するため、ぶどうの栽培方法・品種、醸造方法などが工夫された、個性的なワインが多く、多面的な魅力のあるワインバレー特区です。

▼『ワインバレーに恋する10月2023』開催
10月28日(土)、29日(日)の2日間に渡り、しなの鉄道の沿線上各駅(予定…中軽井沢駅、戸倉駅、坂城駅など)にて、グラスワインの販売を行います。
“ろくもん”を用いたワインフェスタも併せて開催され、長和町の貴重なワインが提供される良い機会なので、皆さんぜひ足を運んでください。
特区内の、東御市や坂城町など有名なワインも数多く出店されていますので、お楽しみに!(北)

お問い合わせ先:産業振興課農政係
【電話】75-2082

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