■今月のこの本どう?
テーマ:『いろいろな「なぜ?」にこの本どう?』
好奇心旺盛な子どものころ、世界は「なぜ?」に満ち溢れていましたが、大人になってからは、忙しい毎日に「なぜ?」と問いかけることが少なくなる人も多いのではないでしょうか。今月はタイトルに「なぜ」のキーワードを持つ本を紹介します。ひとつのテーマを深堀りして突き詰めていくことも案外楽しいかもしれませんよ。
◇今月はこれで決まり!
■今月のおすすめ
『木挽町の仇討』
著:永井紗耶子
出版:新潮社
雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆によるみごとな仇討ちが成し遂げられた。2年後、ある若侍が大事件の顚末を聞きたいと木挽町を訪れる。芝居者たちの話から炙り出される真相は…。
山本周五郎賞 直木賞。
『ハンチバック』
著:市川沙央
出版:文藝春秋
重度障害者の井沢釈華(しゃか)は、10畳の自室からあらゆる言葉を送り出す。釈華の背骨は、右肺を押し潰すかたちで極度に湾曲し、生きれば生きるほど、身体はいびつに壊れていく…。
文學界新人賞 芥川賞
■9月の図書館休館日
・9/3(日)10(日)17(日)18(月/祝)23(土/祝)24(日)
・10/1(日)2(月/整理)
★新着本案内★
■図書館掲示板
函・はこ・箱?「はこ」というと、日常的には箱という字が使われるが、本を差し込み式で入れる形のものは「函」と表記されることが多い。函は本を守るためだけでなく、本の存在感や個性の演出にも一役かっている。背の部分をもって下に向けたとき、中の本がス~ッとゆっくり出てくるのが理想的と言われている。
岩波書店〜本の豆知識より〜
図書検索アドレス:【HP】https://www.echol.gr.jp
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