旧中山道が通る長久保宿、和田宿の2つの宿場を中心に数多くの史跡を残す長和町。知っているようで知らなかった奥深い長和の歴史を巡るツアーへ行ってみましょう!
今回の旅は、長和町コンシェルジュの皆さんにご案内していただきました。
■長和町コンシェルジュって?
長和町コンシェルジュは県内で長年英語ガイドをやっていた鳴海ちづ子さんが長和町のすばらしさを英語で紹介しようと呼びかけ、英語好きが集まって2017年に発足しました。現在は、14名の会員が長和町コンシェルジュのガイドとして公認バッジを保持し、国内外の観光客をガイドし、ご好評いただいています。
『町の魅力を色んな人へ伝えたい』・『町の歴史・文化ついてもっと知りたい』と思った方は、コンシェルジュのメンバー募集中ですので、役場産業振興課商工観光係(【電話】75・2085)までお問い合わせ下さい。
■長和町の良さを伝えたい
私たちは長和町のすばらしさをたくさん発見し、国内外の人々にユーモア交え、英語と日本語で楽しく観光ガイドをしています。長和町には長い歴史に基づいた知られざるエピソードがいっぱいです。町の皆さんもわたくしたちと一緒に観光ガイドを楽しみませんか。
長和町コンシェルジュ講師
鳴海(なるみ)ちづ子(こ)さん
■ミミズの石碑
昔、山から大水が出たあと、大ミミズがたくさん死んでいるのが見つかりました。その後、疫病が流行し、人々はミミズのたたりと恐れ、神社を作り、ミミズの神様「おきんさま」を祀りました。世界的にみても珍しいミミズを祀る神社です。
■和田宿本陣
和田宿本陣は身分の高い人が宿泊する施設であったため、2階には窓を作らない、毒味専用の部屋が設けられるなどお偉いさんの命を守るため、様々な工夫がされています。
その他にも知られざるエピソード満載です。
■和田峠
中山道随一の難所和田峠の頂上には、賽(さい)の河原地蔵が祭られていて、多くの石が置かれています。この石は、昔、旅人が山賊を用心して懐に石をいれて歩き、無事に山頂まで到達すると、感謝してお地蔵様に奉納した石と言われています。
■不動滝
木陰の涼しい山道を登っていくと空に突き刺さるように切り立った巨大な岩が見えてきます。
落差7mの滝は、丸みのある自然の大岩を滑り落ち、そばに行くと心地よい水しぶき。昔、行者の修行の場だったとか。
長和町指定文化財です。
■長久保宿
長久保宿は板橋宿から27番目、中山道信濃路の中で2番目に大きな宿場でした。長久保甚句の歌詞の中で「長い長久保板屋根造り変わら(瓦(かわら))ないから来ておくれ」と出てくるように、沿道には『瓦を使わない』石置き板屋根がずらりと並んでいました。
■もっと詳しく知りたい方へ
中山道長久保宿→和田宿 おしゃべりガイド
わたくしたちと楽しくおしゃべりしながら、長和町の名所旧跡を巡りませんか。
過去には、6カ国の旅行者を対象にツアーを行いました。
お申込み:一週間前までにお二人以上でお願いします。
詳細はホームページをご覧ください。
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