文字サイズ
自治体の皆さまへ

信州・長和町地域おこし協力隊

3/36

長野県長和町

■古道を知り今そして未来へ
依田(よだ)雛(ひな)隊員
みなさまこんにちは。地域おこし協力隊の依田です。
協力隊も最終年度となる4年目を迎え、デスクが役場庁舎から和田に移動するなど多少変化はあるものの毎日元気に活動しております。同期の上野さんと立ち上げたナワメ社も今年5月についに法人化し、「合同会社ナワメ社」として心機一転頑張っております。和田上町にある清水屋2階の一角に事務所構えましたので、お近くにお越しの際はぜひお声がけください。

◇ふるさと納税のホームページリニューアル
さて、最近ホットな話題といえば、先日、長和町ふるさと納税のホームページリニューアルのお手伝いをさせていただきました。全国的に見てかなり力を入れている自治体は何億円という寄付額を集めているところもありますが、それと比べても長和町はまだまだというところ。一体何から手を付けたら良いのやらという段階ですが、まずはホームページのビジュアルから整えていこうということになり、コンセプトメイキング、写真撮影、ライティング、レイアウトデザインまでを、協力隊OBでデザイナーの武重大樹くんと一緒にやらせていただきました。

全国的に見ればカニやらイクラやら高級肉やら魅力的なものが数多ある返礼品のなかで、長和町のふるさと納税をどういう方向性で売り出していくか考えたところ、「最高で上質な、ふつう。」というテーマが長和町にはぴったりなのではないかと思いました。私も長和町に移住して今年で4年目になり、ここでの生活がすっかり当たり前になってしまいましたが、ふとした瞬間に「今の暮らしって豊かだなあ」と思うことがあります。水道水が美味しく飲めること、新鮮な野菜やお米が美味しいこと、風がさわやかで、家の縁側から満天の星空が見られること。どれも長和町に暮らす皆さんにとっては“普通”のことですが、これって都会の人にとってはとても羨ましいことなのです。長和町には全国的に名前の知れた特産品などインパクトが強いものはないですが、日常を豊かに暮らすには十分すぎるほど素晴らしい環境が整っていることを改めて実感しました。ふるさと納税を利用している人は、まだまだ節税対策で寄附をして高級な返礼品をもらうことだけにとどまっている人が多いですが、私たちはふるさと納税をきっかけに長和町の暮らしに興味を持ってもらい、実際に町に足を運んだり、いずれは移住に繋がったらいいなと思っています。
そんなことを知ったうえで、ぜひたくさんの方にふるさと納税ページをご覧いただけたら幸いです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU