■長和町のピカソ!?独創的な作品を制作する芸術家
山の子学園共同村
海野(うんの)忠孝(ただたか)さん
◇海野さんのプロフィール
千曲市出身の海野さんは、幼い頃から芸術に対して興味があり、小学校3年生の時に絵を描き始めました。学校を卒業後は、千曲市内の福祉センターに勤めていましたが、平成17年に大門地区にあった山の子学園へ入所。令和4年10月、古町地区へ移転新築後も引き続き、山の子学園で活動されています。そんな海野さんの趣味は、冒頭でも話があった「芸術」。その中でも「絵画」に力を入れており、独創的な作品を多数制作されています。
今回のキラリびとでは、海野さんの日々の活動や作品についてご紹介します。
◇1日の主なスケジュール
山の子学園は4つのグループに分かれており、海野さんが属する、しらかばグループ(農耕班)は農耕作業・清掃などの作業活動を中心に行っています。その他にも活動の一環として、アートクラブがあり、火・木曜日の午後に創作活動の時間を設けていますが、海野さんは曜日に問わず空き時間ができれば、自室で絵を描いています。山の子学園が古町地区へ移転前は、画材を持って食堂で描いていましたが、移転後は個室になったので、いっそう没頭できるようになりました。
◇作品について
今後、不定期ですが上記の写真にあるようなクリアファイルやコースター等の商品としてマルシェ黒耀で販売予定ですので、気になる方はチェックしてみてください。
■QandA インタビューしました
Q:絵を描く上で大切にしていることは
A:動物を描く時は、図鑑等を参考に描くこともありますが、描き始めてからは無心でその時の「思いつき」・「ひらめき」で描き進めることを大切にしています。
Q:画材は何を使っていますか
A:主に色鉛筆やクレヨンを使って描いています。2ヶ月に1度、お小遣いを貰って、施設外に外出する機会があるのですが、その時に模造紙を含め画材を買うようにしています。
Q:今後の目標は
A:自分の活動や作品を多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。いつかテレビに映れたなと思っています。(笑)
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