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自治体の皆さまへ

10年後の私たちの地域農業のあり方を計画する「地域計画」の策定に向けて

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長野県阿南町

◇「人・農地プラン」から「地域計画」へ
今後、高齢化や人口減少がますます進行すると農業者が減少し、私たちの地域の大切な農地が適切に利用されず、荒廃していくことが懸念されます。
これまでは「人・農地プラン」に基づいて対策を講じていましたが、地域農業を守る取組みを更に推進するため、農業や農村振興に関連する法律が改正され、「地域計画」とこれに関連する「目標地図」を策定することが法定化されました。

◇なぜ「地域計画」を策定するの…?
私たちの阿南町でも、高齢化により今後10年間に多くの農業の担い手がリタイアすることで、耕作放棄地が一気に拡大し、農地や農村の荒廃化が更に深刻となります。

・自分はあと何年農業をつづけていけるだろうか。
・この先、農業をやめてしまう仲間が増えそうで不安だ。
・いざという時、農地を引き受けてくれる人はいるだろうか
…こんな不安を感じていませんか?

これまで、大切に守り続けてきた農地を、次世代に引き継ぐため、農地を誰がどの様にしていくか、その将来像を私たち自身が明確にする必要があります。

■「地域計画」策定の進め方
1農業者のこれからの農地利用などに関する意向等を調査します。
2調査結果などを基に、将来の農業の方向性や農地利用の姿などについて、農業者、町、JA、農業委員会などの関係者が話し合いを行います。
3農業や農地の担い手の将来の在り方(将来の計画)を方向づけていきます。

◇「目標地図」とは…?
「10年後、農地はこのように利用したい」という姿(目標)を示す地図です。守るべき農地と、どの農地をだれが担うのかをできる限り明らかにします。
手順としては、(1)意向調査に基づいて目標地図の素案を作成(2)目標地図の素案などに基づいて農業者や関係者による話し合いを経て目標地図となります。
(※詳しくは本紙をご参照ください)

◇「地域計画」はいつまでに作るの…?
地域計画は、意向調査・地図作成・話し合いなどを計画的に進め、令和7年3月までに策定する必要があります。

◇「意向調査」を実施します
対象者へ意向調査票を郵送しますので、同封の返信用封筒にて回答をお願いします。

問合せ:振興課農政係
【電話】22-4055

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