文字サイズ
自治体の皆さまへ

市長のいきいき通信

15/45

長野県須坂市

◆須坂市の夏祭り
市町村合併論議が盛んな時期、南信州の方が「合併になったらお祭りはどうなる?」と質問され、「合併でなくなるようならとうの昔になくなっているよ」と答えたことが印象に残っています。話題となった祭りは、地域に愛され、誇りとして1428年から伝承されています。
須坂市の夏祭りも同様です。4年ぶりに「第46回須坂カッタカタまつり」が開催されます。名称は、帝国ホテルで発表され新民謡の先駆けとなった「須坂小唄(作詞野口雨情・作曲 中山晋平(中野市出身))」で歌われる「カッタカタ」という歌詞に由来します。「カッタカタ」は、製糸業で糸枠の回る音です。「カッタカタ」を歌詞に用いた野口雨情とそれを祭りの名称にした感性に感心します。
「第36回須坂みんなの花火大会」は、2010年7月25日付日本経済新聞「春秋」で次のように紹介されました。「公募で大会名を『みんなの花火大会』に変えた須坂市の場合、市民からの寄付が目標額を7割上回ったという。他人任せでなく自分たちでという住民の意気だ」須坂市を愛し、花火大会を誇りと思う気持ちの表れです。
「須坂祇園祭(笠鉾巡行)」の笠鉾は全部で11基あり、京都市・八坂神社系の系譜を引き継いでいますが、笠鉾の形などにおいて独自の展開をとげたもので、「仁礼の御祭礼」とともに地域の誇りとして伝承されてきた夏祭りです。

▽市長のメールマガジン「虹のほほえメール」を毎週木曜日にお届けします。登録はホームページから
【URL】https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/melmaga/

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU