◆『土を喰らう十二ヵ月』
2022年に公開された映画『土を喰らう十二ヵ月』は、作家・水上勉が自身の経験をもとにつづった料理エッセイ『土を食う日々―わが精進十二ヵ月―』が原案となっています。私は、料理好きの叔父からこの本を薦められて読み、畑で育てた季節の野菜を材料にした心のこもった料理のありがたさを感じました。映画は長野の山荘が舞台となっており、私たちが日頃食べているような郷土料理が紹介されます。あるシーンでは、長野県民がエキストラとして参加し、信州の言葉で話しています。撮影には、市内の「弁天さんの桜と梅を守る会」、豊丘上町、商業観光課も協力しました。この映画のDVDは市立須坂図書館で借りることができます。
◆『シンペイ歌こそすべて』
「須坂小唄」を作曲した中野市出身の作曲家・中山晋平の生涯を描いた映画『シンペイ歌こそすべて』が製作されました。県内を中心に撮影され、旧上高井郡役所、旧小田切家住宅もロケ地となりました。映画に出てくる宴会料理は能登忠様が提供し、オルガン、大八車などを園里郷土資料館からお貸ししたそうです。映画は11月22日から県内の映画館で先行上映され、2025年1月10日から全国公開されます。家族愛、音楽愛あふれる、ほのぼのとした映画です。ぜひ、ご鑑賞ください。
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