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[特集] 三木市政6期目スタート「豊かさ」と「しあわせ」を感じる共創のまち須坂市

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長野県須坂市

1月24日(水)、市役所に初登庁した三木市長は、集まった市民と職員の前で6期目の抱負と固い決意を述べました。

1月21日に執行された須坂市長選挙で三木正夫氏が当選され、市長6期目がスタートしました。力を入れて取り組みたい重点施策をお伝えします。

◆皆さまとの「共創」で行った5期20年
私は、市民の皆さまとの「共創」で財政運営を工夫し、5期20年間で、起債残高(借金)を213億円から208億円(2023年3月末)に減らし、財政調整基金(貯金)を15億6千万円から34億8千万円(2023年3月末)に増やしました。
公約に掲げた一般廃棄物最終処分場建設、子育て就労総合支援センター(bota)の開設、学校給食センター建設などほとんどを、市民、市議会などのご協力で実現できました。また、20年の間に、市職員が自ら企画、実施するようになってきました。

◆「さらなる磨きと進化」をオール須坂市で
第六次須坂市総合計画(2021~26年度)では、須坂市の未来像を「『豊かさ』と『しあわせ』を感じる共創のまち須坂」として取り組み、選挙では引き続きこの目標を掲げました。
今までの経験や知識、信頼感に基づく幅広い人的ネットワークを活(い)かし、課題発生時に対応するのではなく「問題発見解決型行政」を行い、初心を忘れず使命感を心に刻んで、市民・企業・活動団体・行政のオール須坂市で複合的に須坂市を共創していきます。

◆重点的に取り組む事業
次の4事業を重点的に取り組みます。
◇須坂長野東インター周辺大規模開発とその効果を市内全域に波及させます
建物のみならず伝統食、匠(たくみ)の技、自然環境、文化歴史など特定の分野で価値のあるものを総体として考える「まるごと博物館事業」・「恋人の聖地事業」との連携、臥竜公園一帯の先導的官民連携事業、特色ある飲食店・事業所との連携を考えています。また、周遊バスの運行も検討します。

◇千曲川緊急治水対策プロジェクト(2027年度完了予定)を核として市内全域での防災・減災・復興対策を行います
防災・減災対策を引き続き国、県に要望します。全世帯への避難行動に関する調査結果を踏まえた避難方法、防災対策の検証、千曲川をはじめとした河川における防災・減災対策、小中学校での防災・減災教育を行います。

◇子どもたちと地域の未来のためにモデル的な「高校再編」に取り組みます
県教育委員会と協力して他地域にとってもモデルとなる高校再編を支援します。

◇健康長寿発信都市「須坂JAPAN」の推進
医療・福祉の充実を図っていくと同時に、健康で長生きできる環境も大切です。引き続き、全国に誇れる健康長寿都市として、各種政策を行います。

・須坂長野東インター周辺大規模開発
2025年秋の事業開始に向けて、須坂市だけでなく、北信全体のプラスになる開発に取り組みます。「まるごと博物館」構想で、市内や近隣市町村を回遊してもらう仕組みを検討します。

・防災・減災・復興対策
台風19号の経験を踏まえ、災害に備えた訓練の充実の必要性や、小中学校での防災・減災教育を行っていきます。

・高校再編
令和11年度(2029年度)募集開始予定の須坂新校(仮称)は、須坂東高校と須坂創成高校を再編し、専門科と新たな普通科「みらいデザイン科(仮称)」を設置する方向で検討されています。

・健康長寿発信都市「須坂JAPAN
保健補導員発祥の地として、今ある健康長寿の取り組みをさらに進め、地域資源を活用した新たなネットワークで、須坂市の発展性を見出していくプロセスを須坂市から全国、世界へ発信していきます。

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