須坂市は2024年4月1日に市制施行70周年を迎えました。
今月号では、須坂市誕生からのあゆみ、市民の皆さんにお聞きした「須坂市の好きなところ」や、2024年度に予定されている70周年記念事業などをご紹介します。
■オール須坂市で住み続けたい須坂市を
須坂市長 三木 正夫
須坂市は4月1日で市制施行70周年を迎えました。これもひとえに先人や市民の皆さまのご尽力の賜物と深く敬意と感謝を申し上げます。
少子超高齢、多発する大災害、新型コロナウイルス感染症、国際紛争など困難な状況にありますが、過去の歴史を顧みて必ず乗り越えることができると確信しております。私は、卒業・入学式に出席するたびに、純真そのものの子が、健やかに悔いのない人生を歩んでほしいと願います。そのためには、大人自身が困難な状況を乗り越える使命があります。
現在、ふるさと納税者数・額が長野県内1位、子育て世帯主体の転入者が転出者を上回る社会増、介護保険料は県内19市の中でも低く、介護認定率は19市中低い方から2番目(2023年11月時点)。これらは、須坂市の総合力の表れです。さらに、個性ある上信越国立公園、豊かな四季の移ろい、進取の気性に富む産業人、保健補導員などに代表される気高いボランティア精神、歴史・文化を踏まえた文化芸術活動など、物心両面にわたり地域資源が豊富です。
こうした豊かな地域資源を源に、「市民」・「企業」・「活動団体」・「行政」がそれぞれの強みを生かしながら、かつ、切磋琢磨(せっさたくま)し、「共創」で課題を解決するのみならず、「オール須坂市」で心豊かに住み続けたい須坂市を築いていきましょう。
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