■フラミンゴピンク色の秘密
フラミンゴと聞いてイメージするのは、ピンク色の羽ではないでしょうか。羽の色には、食べ物が大きく影響しています。
野生のフラミンゴの主な餌は、プランクトンや藻類、甲殻類です。それらには「ベータカロテン」や「カンタキサンチン」といった赤い色素が含まれており、食べると羽がピンク色になります。
当園では、「カンタキサンチン」が含まれる飼料を与えているため、鮮やかなピンク色が維持されていますが、赤い色素を摂取しないと、フラミンゴは白っぽくなります。白っぽいフラミンゴになると、オスはメスにモテなくなってしまいます。メスにモテるのは、ピンク色が濃い個体、つまり、餌をたくさん食べられる強い個体ということなのです。
また、フラミンゴは尾羽の付け根から防水効果のある赤い油を出して全身に塗ります。体の防水加工に加え、羽を色づけているようです。
そんなピンク色がかわいいフラミンゴですが、実は、羽を広げた時にしか見られない内側の羽は、黒色をしています。見ることができたらラッキーです!
ぜひ、フラミンゴの鮮やかな羽を観察しにお越しください。
■イベント情報
◇お母さんありがとうデー
日時:5月11日(土)、12日(日)※2日間とも「親子で来園したお母さん」の入園料が無料です。
◇春の臥竜公園写生大会
日時:5月12日(日)※雨天の場合は5月19日(日)
場所:臥竜公園・動物園
受付:動物園正面入り口および南園…午前9時~
作品の提出:
・動物園正面入り口…午後2時まで
・南園…午後1時まで
対象:中学生以下
その他:
・画用紙の大きさは四つ切り(54cm×38cm)。
・応募作品は1人1点。
・画用紙や絵の具などは参加者が用意してください(当日のみ正面入り口で業者販売あり)。
・優秀作品の中から、中部ブロック動物園水族館写生大会の入賞作品を選出します。
問合せ:臥竜公園管理事務所
【電話】026-245-1770
<この記事についてアンケートにご協力ください。>