■子どもは宝プロジェクト
5月5日は子どもの日です。須坂市は「子どもは宝プロジェクト」を実施しており、このキャッチフレーズは、歌人山上憶良による万葉集の和歌「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」を参考にしています。市ではプロジェクトを基本とし、県内初の市町村立支援学校の設置、須坂創成高等学校への「創造工学科」設置要望、信州すざか農業小学校豊丘校の開校など、特色ある事業を行ってきました。
農業小学校は、地域の方が農家先生となり、2005年に始まりました。「大地が僕らの教室だ!」を合言葉に、毎年、市内外の小学生が世代間交流をしながら豊丘の自然の中で農業や郷土食に触れ、体験活動を通じて心豊かに成長しました。あるお母さんから「1年生になる子どもが農業小学校へ行くことを楽しみにしています」との声もお聞きしましたが、私の判断で昨年度の第19回で農業小学校を終了といたしました。農家先生はじめ今までご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。
子どもの日は、祝日法で「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とされています。「十億の人に十億の母あるもわが母にまさる母ありなんや(暁烏敏の和歌)」。親子で日頃の感謝を伝え合う日にしてみてはいかがでしょうか。
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