◆やっててよかった 人生会議 私が大切にしていることを信頼できる人に話そう
◇人生会議とは
「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)」とは、もしもの時のために、あなたが望む医療やケアを前もって考え、家族や友人、医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みです。
人生会議をすることで、自分の考えを伝えられなくなった時でも、あなたの希望や思いを医療やケアに反映することができます。また、あなただけでなく、あなたに代わって判断するかもしれない家族や医療者の不安や悩みも減らすことができます。
須高地域医療福祉推進協議会では「元気なときから自分がどんな最期を望むのかを考え、家族と話し合い、書面に残しておくこと」や「自分で意思決定ができなくなった時に備えて、本人に代わって意思決定する人を決めておくこと」を勧めています。
あなたの人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけに!
◇すざかマイ・ノート
一人一人が自分の人生を振り返り、これからの人生を見つめるきっかけとするため、市独自で作成したエンディングノートです。ノートには「私のこれまで・いま・これから、私のエンディング、私のハッピーエンドプラン」などの項目があり、埋めていきながら「自分はこうしたい、こう生きていきたい」との思いを記録することができます。定期的に見直しながら、ご活用ください。
市では、すざかマイ・ノートの書き方を学べる出前講座を行っています。希望する団体は生涯学習推進課へお問い合わせください。
生涯学習推進課【電話】026-245-1598
出前講座を受講した方の感想:
人生を振り返り、残りの人生をどう描くか、預貯金の管理や友人・親戚との付き合い方、退職後の生活のあり方、趣味や楽しみを考える良い機会となりました。
すざかマイ・ノートは、高齢者福祉課(窓口9番、本庁舎1階)や各地域公民館で市民に無料配布しています。
◇もしバナゲーム
「もしバナ」とは、「もしものための話し合い」の略で、自分の寿命をあと半年だと想定しながら、自分の価値観を考えるゲームです。ゲームは、終末期のケアや過ごし方、人生観に関わる望みなどが書かれている計36枚のカードを使います。自分の大切にしていることや他人の価値観に触れることで、新たな気付きを得ることができるのもポイントです。もしバナゲームを活用して、これからの生き方や大切にしていることを考えてみませんか。
もしバナカードの利用を希望する方は、須高地域の訪問看護事業所や地域包括支援センターにご相談ください。
地域包括支援センター【電話】026-245-4566
◇リビング・ウィル
自分の延命治療での希望、自分の最期をどう迎えたいかを書き記しておく「生前の意思表明」です。リーフレットなどに記入し、署名・押印しておくことで、本人の意思として尊重されます。現在の意思表示であり、内容の変更・撤回はいつでもできます。
リーフレット配布場所:須高地域の医療機関や保険薬局・訪問看護事業所・地域包括支援センター・地域医療福祉ネットワーク推進室 など
すざかマイ・ノート、リビング・ウィルリーフレットは市ホームページからもダウンロードできます。
問合せ:地域医療福祉ネットワーク推進室
【電話】026-248-9101
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