安心安全・消費生活

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■“￥1,680”が“32,916円”⁉
簡単で便利な通信販売、コロナ禍を機に使い始めたという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。便利な一方、たくさんの危険が潜んでいることは、ご存知の方も多いかと思います。しかし、「気を付けるようにはしているが、何をどう注意すればいいのか分からない」と困ることもあるかと思います。今回は、最近確認された消費者被害の事例をひとつご紹介します。

▽通信販売トラブル
画像共有SNSで教材の広告を見て通販サイトにアクセスした。「￥1680」の教材を選び、クレジットカード決済で申し込んだ。その後届いた受注確認メールには、「￥1680」と記載されていたが、クレジットカード会社から届いた決済のお知らせメールには、「￥32916」と記載されていた。「1680円」で購入したつもりが、「32916円」で購入したことになっていたため、驚いて通販サイトを確認すると、「通貨は中国人民元円です」と記載されていた。「￥」のマークが表示されており、「日本円」だと思い購入したことから、クレジットカード会社にキャンセルしてほしいと申し出たが、「キャンセルはできない」と言われてしまった。
これは、「￥」の表記が「日本円(JPY)」を指していると思ったら「中国人民元(CNY)」で決済され、約20倍の価格で購入したことになったという事例です。中国人民元も「￥」の記号を用いているため、慣れないインターネット通販を利用する際には、本当に「日本円」を指しているのか、通販サイトのすみずみまでよく確認しましょう。お困りの際は、すぐご相談ください。

問い合わせ：
飯山市消費生活センター(市役所生活環境係内)【電話】67-0726(直通)
消費者ホットライン【電話】188