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長野県飯山市

■賃貸住居の原状回復トラブル
3月になり年度末が近づくと、進学や就職を含むライフスタイルの変化により、賃貸アパートの入居契約をしたり、退去の手続きをしたりすることが増えます。賃貸住居については、特に退去時にトラブルにあった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、賃貸住居の退去時によくある「原状回復トラブル」についてご紹介します。

▽原状回復トラブルの一例
家賃6万5千円で2年間住んだ築30年のアパートを退去した。管理会社から、壁クロス張り替え代、床工事費、ハウスクリーニング代、エアコン洗浄費など約17万円の原状回復費用を請求され、家賃の日割り返金分と敷金との差額約5万円を支払うように言われた。ハウスクリーニング代とエアコン洗浄費は契約書に記載があるので支払うが、壁や床は汚していないし、壁のクロスは入居時につぎはぎだらけだった。支払いたくない。
賃貸住宅を退去する際の原状回復について、年月の経過による変化(経年劣化)や普通に使っていて付いた傷など(通常損耗)の修繕費用は、借主が負担する必要はないとされています。納得できない費用を請求された場合は、貸主側に説明を求め、話し合いましょう。このようなトラブルを防ぐため、退去時だけでなく入居時も、貸主と一緒に部屋の状態を確認し、確認内容をメモしたり、傷や汚れの写真を撮ったりして記録に残すことが大切です。また、契約する際は、契約内容や特約などをよく確認しましょう。困ったときはお早めに、飯山市消費生活センターへご相談ください。

出展:(独)国民生活センター 子どもサポート情報第193号

問い合わせ:
飯山市消費生活センター(市役所生活環境係内)【電話】67-0726(直通)
消費者ホットライン【電話】188

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