文字サイズ
自治体の皆さまへ

市議会だより NO.111(3)

38/48

長野県飯山市

■市長から再議の申し出 9月28日に臨時会を開会
新たな減額修正案を可決

9月21日に議決された令和5年度一般会計補正予算(第4号)の修正議決について再議を求める旨の申し出があり、9月28日の臨時会で再度、審議を行った。
再議の場合は、議長を含めた16名による特別多数議決により諮るものであり、9月21日の議決について賛成10名、反対6名で、賛成者が所定数(3分の2以上は11名)に達しなかったため9月21日の議決のとおり決することが否決された。
前述の結果を受け、再度原案について予算決算常任委員会の審議において、3名の議員から新たな修正案(内容は次ページ参照)が提案され、賛成11名、反対4名の賛成多数で可決された。
今臨時会で再度可決した議案がまた再議されることがあれば、別の予算執行にも影響があるため、慎重審議の結果、新たな修正案を可決したものである。

▽今回の再議の流れ
(1)9月22日市長から再議の申し出
(2)申し出を受け、9月28日に臨時会を開催
(3)9月21日に可決した修正案を再度採決
〔賛成10名で3分の2に満たないため否決となる〕
(4)否決により、原案を再度審議(予算決算常任委員会)
(5)議員から新たな修正案が提案される
(6)委員会で新たな修正案を可決
(7)本会議において、11名の賛成により新たな修正案が可決

■9月臨時会での表決結果
・「再議」は議長も含めた16名での議決となり、賛成者が3分の2以上(11名)必要となります。
・「長」は委員長のため委員会での表決権はありません。
○=賛成 ●=反対

■再議となった令和5年度飯山市一般会計補正予算(第4号)について

■村松正勝議員に対する懲罰の件について
9月21日本会議の討論の場においての発言について、9月22日に3名の議員から懲罰動議が提出された。同日付で懲罰特別委員会が設置され、閉会中の継続調査とすることに決した。

■行政視察報告 議会運営委員会8月2日〜3日
▽石川県能美市
・議会改革・議会DXの取り組み
石川県内初の電子採決を導入。タブレット端末を全会議で議員・執行部ともに使用することにより、印刷や製本、差し替えの負担軽減が図られている。また、グループウエアの導入(LINE WORKS)で連絡、日程管理ができ、FAXを廃止できたとのことである。当議会もDX化は進める必要があり、タブレット導入の検討をする必要を感じた。

▽石川県白山市
・通年議会導入のメリット・デメリット
通年議会の導入で議長の判断で本会議を開くことができ、機動的、弾力的な議会運営が可能になった。審議時間は十分に確保できるが、定例会の節目がほとんどなくなり、メリハリや緊張感がなくなる恐れがあるとのことであった。

▽新潟県糸魚川市
・閉会中の議員活動(委員会協議会)
委員会協議会の活動は、市民や団体との意見交換会が主なものである。議会側から現状を把握したいとお願いし、開催の数か月前に協議して決定しているとのこと。当議会が進めている市内団体との意見交換会と同様なのでこのまま進めて行きたい。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU