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市議会だより No.112 ~9月定例会 一般質問(3)~

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長野県飯山市

■市長公約について
吉越利明議員

問:若者のライフスタイルが変化しているなか、若者や子育てに関しての意見を幅広く聞き市政運営に繋げる事が重要である。スマホを活用し意見の集約を進めたらどうか。
答:以前も提案いただいている。引き続き検討を進めたい。

▽市民の安心安全まちづくり
問:当初予算で多くの予算を付けた地域おこし協力隊について現在の予算執行率は。
答:8月末現在7・8パーセントである。

問:公約ありきで計画性が無かった結果だと思うが見解は。
答:これから伸びていくし、伸ばしていかなければならないと思っている。

問:犯罪被害者等支援条例の制定については企業や個人の責務という事が含まれている事から、他市でも行っているようにパブリックコメントを実施すべきと感じるが考えは。
答:他市のように職員体制が充実していれば進められるが、少ない陣容の中で行っていくには先例や他市の状況などをお聞きし総合的に判断して、パブリックコメントの手続きは省略した。

■農地集約・小型除雪機・調停弁護士について
佐藤正夫議員

問:前から提案している市農業をリードする組織が必要だ。
答:その必要性や取り巻く課題は理解している。食糧・農業・農村基本法の見直し案が国会に提出される頃を目途に考えをまとめて提案したい。

問:農地を集約するため、一筆調査を進める必要がある。
答:一筆調査も必要だが、農地集約には境界杭の埋設型を試験しており様子を見たい。

問:除雪機は、ほぼ行き渡っている。買い替えの補助となると、買い替えられる高所得者や富裕層への補助になり公平ではない。それより燃料等に補助したほうが良い。
答:除雪機の補助で行きたい。

問:駅前ホテル側からの調停について契約中の顧問弁護士を排除して、なぜ他の弁護士を代理人として使うのか。市の顧問弁護士を必要としなくて、その都度別な人を頼めばよいのなら、市の顧問弁護士は必要ないと言うことか。
答:私にとっては、今度お願いする代理人弁護士のほうが顧問弁護士よりも、より適切だと判断したからお願いした。

■新統合小学校の校舎建設工期延長と教育の保障
荻原章一議員

問:新校舎完成後に統合が本来のあり方。1学期は4校で学び、2学期から新校舎で統合はどうしても不可能か。
答:新校舎完成は令和7年7月15日だが、教職員の配置は県教委が年度当初に行う。年度途中に統合では、配置した教職員が余ってしまう。

問:1学期は仮校舎となる戸狩小学校校舎に261名の児童が集まる。数字上は収まるが、現在のようなゆとりある教育が保障できるのか。統合を1年延期するやり方が最善の教育保障。新たな負担を教育現場にかけるべきではない。
答:必要最低限の教室は特別支援学級も含めて確保できる。エアコンやICT機器も含め要望に応じて可能な限り対応していきたい。

問:統合に当たり、教職員配置の充実が教育の質の確保に直結する問題。市単独の教職員配置が求められる。市長の見解は。
答:教育委員会が判断した教育内容に関して、財政面であらゆる工夫努力をし、その実現に努力するのが私の責務。

■絵本で育てるまちづくり、雪かき支援について
髙澤富士子議員

問:図書館でも同様の事業は行ってきているが、新規事業として絵本でのまちづくり事業を行う意図は何か。
答:ちょうだいできる1万冊を超える貴重な絵本を活用して何か子どもたち始め住民が心豊かになれる取り組みをできたらと思う。

問:寄贈者の人脈や造詣を活用したいという市長の考えと、今後立ち上げる検討委員会等での協議で事業を進めるという副市長の考えとでは相違があると思うがいかがか。
答:絵本を寄贈いただけるのは千載一遇のチャンス、また寄贈者は高齢のため少しでも早くそのエネルギーや人のつながりを地域に生かしていきたい。

▽雪かき支援事業について
問:除雪依頼者と業者とのコーディネートを主とした雪かき支援員の業務は、実証試験での仕事内容と大きく異なるがどのような認識か。
答:支援員だけでの除雪は厳しいとの結果を踏まえた。事業の目的は変わっていない。検証結果を参考に事業の手法を変更した。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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