E(エ)ネルギッシュに
E(イー)ヤマで活躍している
皆さんを紹介します
■「just one trail(ジャストワントレイル)」
チームで信越トレイル踏破を目指すプロジェクト始動
静岡県島田市 小林博子さん
車いすユーザーになって12年目、52歳で決意し、デンマークにある障がい者と健常者がともに暮らし、学ぶ成人教育機関エグモントホイスコーレンに留学した小林さん。「障がいや病気などで人生をあきらめるのではなく、挑戦し、仲間と一緒に乗り越えるという学びが心を豊かにした」と語ります。留学先で、車いすユーザーの同級生が、仲間と一緒に、女性だけでトレイルに挑戦してる記録動画を見て感銘を受け、事故で脊髄を損傷し車いすユーザーになって以来あきらめていた趣味の山歩きに挑戦したいと思うようになったそうです。
信越トレイル踏破には、小林さんと山歩きを楽しみたいという方が集まったjust one trailというチームで挑戦しています。チーム名には、「たった一つの私たちのトレイル」と「どこにでもあるただのトレイル」という相反する思いが込められています。「大きく取りざたされてしまう『障がい者』という側面ですが、『山を歩きたいんだけど一緒にいかない?』『いいよー』という友だち間の些細なやり取りからスタートしたんです」と小林さん。現在、信越トレイル11キロを踏破、10年ほどかけて、全長110キロを踏破する計画です。「私を含め、メンバーにとって飯山が第二の故郷になれば」と笑顔で思いを語りました。
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