■海産物の電話勧誘販売に注意!
年末が近づくと、かに等の海産物を購入する機会が増える傾向がありますが、それに便乗するように違法勧誘や悪徳商法の被害も増加する恐れがあります。今回は事例をもとに注意点をご紹介します。
・携帯電話に着信があり、「北海道の支援のために海産物を買ってほしい」と言われた。「北海道の事業者から仕入れていて、内容も良いし、損はさせない」と言われたので購入することにし、代金引き換えで約2万円を支払った。届いたものを見ると、とても代金に見合わないものだった。商品の中に「内容について疑問の方は返品もクーリングオフもできる」と書いてあったため、事業者に電話して返品と返金を求めたところ了承された。しかし、返品して2週間以上たつが、未だに返金がなく、事業者が電話に出なくなった。
最近の手口では、一部の国・地域による日本産の海産物の輸入制限に関連し、「困っているので助けてほしい」などと言い、善意や同情心に付け込む勧誘トークや、事実に反して「以前購入された方に電話しています」などと言い、断りづらくする手法が報告されています。しかし、実際に購入すると、金額に見合わない粗悪な海外産の海産物が送られてくるといった被害が報告されています。
事業者からの電話勧誘で購入した場合には、8日以内であればクーリングオフの制度が利用できます。また、断ったのに商品が届いた場合は、送り主の名称や所在地をメモしてから受け取りを拒否し、代金を支払わないようにしましょう。困ったときはお早めにご相談ください。
問合せ:
飯山市消費生活センター(市役所生活環境係内)【電話】67-0726(課代表)
消費者ホットライン【電話】188
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