《実施報告》
■飯山雪国大学教養講座「自転車世界一周ボランティアの旅」開催
11月19日、看護師の河原啓一郎さんによる飯山雪国大学教養講座「自転車世界一周ボランティアの旅」が開催されました。
河原さんは、10年間自転車で世界各国を旅しながら、医療をはじめとした各種ボランティア活動を行ってきました。講座では河原さんがボランティアの旅を始めたきっかけや、旅先で体験したさまざまな出来事が語られました。
河原さんが旅の途中で撮影した写真を1枚ずつ紹介しながら、その国の文化や地域の人と交流したエピソードを紹介する場面もあり、参加者の皆さんからは時々笑いも起こっていました。
河原さんは、自らの実体験を通して、お金や組織的な力がなくともボランティアをすることはできると語り、他の人のことを考えることこそが重要であるとまとめました。
参加者からは、「現地の人々の日常生活を楽しく見ることができました」「実際に体験したリアルな話が聞けて、すごく良い経験ができました」「普段聞くことの少ないお話だと思い来ました。貴重なお話ありがとうございました」といった感想が寄せられました。
《実施報告》
■茅刈り体験イベント「茅を刈って里山を守ろう!」
茅刈り体験イベント「茅を刈って里山を守ろう!」が11月19日に旧飯山国際スキー場で開催されました。当日は24名の市民や大学生などが茅刈りを体験しました。
「北信濃の里山を保全活用する会」の福本匡志さんから、「里山が荒廃していくと林となり里山の生物が生きていけなくなる」と里山を守っていくことの大切さが語られました。また、茅葺き職人の松澤朋典さん(小谷村株式会社小谷屋根)からは「茅刈りは大勢で行わないとできない。コミュニケーションを取れる大事な活動でもあります」と話されました。
刈った茅は保管し今後の文化財の修復に使用していく予定です。
《実施報告》
■語り部による「瞽女語り」開催
11月23日午前、ふるさと館で開催中の企画展「高田瞽女(ごぜ)〜心の交流〜」に合わせ、「瞽女語り」の会が開催されました。
当日は、信濃町から語り部の篠田澄明さんにお越しいただき、飯山地方の生活風土に深く結びついてきた高田瞽女の世界や、最後まであたたかな交流をはぐくんできた人々の姿を、瞽女歌の音響とともに豊かに語られました。40名を超える参加者の皆さんは時折目を閉じ、その情景を想像しながら静かに聞き入っていました。
問合せ:飯山市教育委員会市民学習支援課
【電話】0269-62-3342(飯山市公民館)【FAX】0269-62-5940(代表)
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