市議会だより No.109(3)

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■永年在職表彰
全国市議会議長会定期総会・北信越市議会議長会での永年在職表彰において、議員20年以上在職の久保田幸治前議員と佐藤正夫議員の2名が表彰されました。

■区長会協議会との意見交換会
6月5日、区長会協議会の皆さんと意見交換を行いました。
区長会協議会の各区長さんから地域の課題について発表をいただき、議会側から議員としての考え方をご説明するという形で意見交換を行いました。
議員にとっては、地元や他の地域の課題をお聞きする良い機会となりました。
これからも市民の皆様方との意見交換会を実施したいと考えておりますので、ご希望の皆様は議会事務局までお問い合わせをお願いいたします。

■公益社団法人飯山地域シルバー人材センター様からの「市議会議員活動に関する要望書」について
〔要望書本文から抜粋〕
5月27日(土)市内で配布(配達)された新聞折込チラシに、市議会議員4名の協力会派だより「市民輝けいいやま・市民ゆきつばき」が入っていた。チラシの文中、雪かき支援事業の支援員の声として「シルバー人材センターもあるが、高齢者の集まりでやっとこ動いている状況だ。」との記述が掲載されていた。これはシルバー人材センター会員を「役立たず」と言っていることと同じであり、甚だ遺憾に感じざるを得なく、配慮のない不適切な表現に怒りを隠せないところである。
ついては、市議会議員活動において、今後このような事象が起きないよう市議会として厳正な対応を切に要望する。

・6月5日(月)公益社団法人飯山地域シルバー人材センター(以降「シルバー人材センター」)理事長の小川恵一さんが議長室にお見えになり、「市議会議員活動に関する要望書」を渋川議長に提出されました。対応について議会内で相談したい旨、お伝えしました。

■要望書についての対応(途中経過)
会派「市民輝けいいやま・市民ゆきつばき」の協力会派だより中の「支援員の声」として掲載された記述について、シルバー人材センターから要望書が提出されたことを受け、議会運営委員会を開催しました。発行責任者で、議会運営委員でもある村松正勝議員に事実関係を確認しましたが、会派で話し合った結果の返答が、最初に確認した発言と異なったことから、今後さらに検討していくことになりました。

■議会運営委員会における事実確認の経過報告
(1)6月8日(木)
「雪かき支援員の発言で間違いないのか、特定できるかが大事。シルバー人材センターの総会でも話があったが事実をしっかり確認いただかないと困る。雪かき支援員は会計年度任用職員で、市の職員である。職員が他の組織や人を中傷したことになり、大きな問題であるため、事実か確認する。」と委員会の中で問うと「発言は事実で、誰が発言したか特定できる。」旨、村松議員から発言があった。

(2)6月20日(火)
村松議員へ8日の発言について再度確認をするが、「支援員の声である」とのこと。議場での謝罪と号外での会派だよりの掲載について村松議員に求めたが、「この場では決められないので、持ち帰り明日に」とのことであるため翌日の返答を求めた。

(3)6月22日(木)
21日に返答はなく、1日遅れての村松議員からの返答は、議会外の活動であるため議場での謝罪はせず、号外会報も出さないとのことであった。なお「チラシの表現について支援員が直接的にこのような表現をされたのではなく、高齢者の皆様が非常に頑張っておられ、大変ご苦労されているということを、私らの方で勝手に解釈をしてそういう表現(シルバー人材センターもあるが、高齢者の集まりでやっとこ動いている状況だ。)にしてしまった。直接支援員がそのようなことは言っていないということでお願いしたい。」と、前2回と異なる発言があった。

■村松正勝議員に対する懲罰の件について
上記に記載の事実確認過程における村松議員の発言から「議会運営委員会において事実に基づかない虚偽の発言を行ったことは、品位を欠き、秩序を乱した。」と3名の議員から懲罰動議が提出され、6月23日に懲罰特別委員会が設置されました。
6月27日の本会議において委員を選任するとともに、村松議員に弁明の機会を与えました。その後、懲罰特別委員会において村松議員からの意見聴取、討論を行い委員会として陳謝の懲罰を科すことを諮り、賛成多数で可決となりました。
定例会最終日の本会議において採決の結果、賛成多数で村松議員に対して陳謝の懲罰が科され、本会議場において村松議員が陳謝文を読み上げました。

■総務文教常任委員会での経過報告
雪かき支援員は会計年度任用職員で、市の職員。高齢者の人権にかかる重大な発言であることから、6月23日(金)総務文教常任委員会に市長の出席を求め意見を伺ったが、「チラシの表現は、シルバー人材センターの皆さまも高齢でありながら大変な中よくやっておられる。ご苦労様です。という意味で語ったものと私は読んだ。議長あての要望についてはあくまで議会で対応を。」という答弁であった。

問合せ：飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005