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市議会だより No.110 ~行政視察報告 ほか~

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長野県飯山市

■行政視察報告
産業民生常任委員会 7月3日〜5日

◆岡山県奈義町
▽出生率日本一の町
奈義町は人口5700人あまりの町であるが、合計特殊出生率が2・95と高く全国から視察が殺到している。20年前から人口減少・少子高齢化を町の基礎を揺るがす深刻な課題としてとらえ、少子化対策は最大の高齢者福祉であるとの強い思いで取り組まれ、その結果、高い合計特殊出生率となっていた。行政の財政支援はさることながら地域全体で子どもを育てるさまざまな工夫がされており、非常に有意義な研修となった。

◆大阪府東大阪市
▽MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)
日本有数のものづくりの市であり、施設は大阪府により設立された公益財団法人大阪産業局の「ものづくり産業」を支援する拠点として設立。新技術の創出や新規取引の拡大サポート等に取り組まれている。大阪産業局の支援体制は当市のさまざまな産業の支援体制にも通ずるものがあり参考になった。

◆岐阜県中津川市
▽公共空間活用社会実験
人口減少、高齢化が進み、さらに中心市街地の店舗および住宅の老朽化等の問題を抱えているが、公園等の公共空間の活用により、中心市街地への人の流れを生み出す社会実験を、民間プレイヤーの協力のもと行われていた。飯山市と似通った状況を課題としていることから、社会実験終了後の取組についても注目していきたい。

■行政視察報告
総務文教常任委員会 7月19日〜21日

◆新潟県三条市
▽地域おこし協力隊
協力隊の任用は支援機関へ委託・市の会計年度任用職員の2形態だが、地域活性化活動に資する隊員の採用に重きを置かれ「支援機関」との連携のなかで協力隊員の採用を推進する姿勢は先進的な取組であった。

◆山形県長井市
▽給食調理場
市内の保育園、小中学校の給食を調理。建設から運営までPFI方式による公民連携の手法。施設内には見学ブースがあり調理器具や過去の給食センターの写真展示をするなど子ども達の食育に関する学習の場となるよう工夫がされていた。

▽遊びと学びの交流施設
遊びのエリア「くるんと」と図書館エリア。幅広い年齢層の活用を視野に入れ、多くの利用が期待される。

▽市役所庁舎の防災環境
災害時の指示命令系統を職員のみで確立され、平時から災害への備えが進められている。また、庁舎内災害対策室には大型モニターが設置され、災害時には情報を一括集約し市民への情報伝達が瞬時に行えるシステムも参考になった。

◆山形県高畠町
▽廃校施設の利活用
空き体育館を子どもの遊び場へ改修。市内外から多くの利用者が集まる。施設の床や壁、遊具を町内の木を利用し木育としても進められている。空き校舎の教室を賃貸として貸し出すなど、土地も含めて地域需要を考えた利活用が進められていた。

■シルバー人材センターからの要望書についての対応
8月1日にシルバー人材センターへ正副議長が訪問し、議会内での経過をお伝えしました。今後同様のことが起こらないよう全議員で再確認したことを報告いたしました。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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