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長野県飯山市

■第188回 満タンand灯油プラス1缶運動

東日本大震災のような大規模災害が発生した際に、被災地では生活に欠かせない車のガソリンや暖房用の灯油を買い求める方がガソリンスタンドに殺到し、周辺道路が大渋滞になる等、燃料の入手が困難になり生活に大混乱をきたす事態が発生しました。
こうした点を踏まえて、全国石油商業組合連合会と全国47都道府県石油組合は2017年から、「満タン&灯油プラス1缶運動」を全国展開、提案をしています。

▽満タン
車のタンク容量、車両燃費にもよりますが、ガソリンが満タンで400km以上の移動が可能です。また、約40時間のアイドリング状態を保ち、停電時にも空調の確保やカーラジオによる情報の入手が容易になるほか、電源を確保する手段にもなります。
なお、携行缶によるガソリンの保管は安全性と品質劣化の観点から控えていただき、車を満タンにすることをおすすめします。

▽灯油プラス1缶
冬期間については、一般的な灯油ストーブを灯油ポリ1缶(18ℓ)で、暖かな空間を77時間(和室7畳を中火燃焼した場合)確保できます。また、ストーブを通じて灯りも提供できます。
ホームタンクをお使いの方でも、1缶多めに持つことで災害時の安心感が高まります。
灯油ポリ缶の保管は、(1)火気のない冷暗所、(2)しっかりと密閉して保管をしてください。
また、ポリ缶および灯油は経年劣化しますので、ポリ缶は5年を目安に買い替え、灯油はシーズン中に使い切るよう心がけましょう。

▽一家に1台電源不要のストーブを
停電時は電源を使用したストーブは使用できなくなります。一家に1台、電源を使用しないストーブを購入し、万が一に備えましょう。

問合せ:危機管理防災課
【電話】67-0721(課代表)

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