■自身と向き合う
柳原地区 山室英貴
▽季節の訪れ
秋の訪れとともにいよいよ飯山市駅伝大会が始まるなど、気持ちが切り替わります。年々人口減少やさまざまな選択の幅が広がり、選手を探すことも苦労しますが、駅伝ならではの楽しみがあり参加しています。
思い起こすと自分が小学生の頃には選手層が厚く、なかなか選手には選ばれず、小学校6年生の時にようやく柳原チームで走れた時はうれしかったことを思い出します。小学校・中学校・高校ともクロスカントリースキーを続けていたことで、自分の走力も向上し選手に選ばれることも増えました。その後進学とともに郷里を後にした事もあり、数年間参加しないこともありましたが、地元に戻ったことをきっかけに選手として参加していました。その後コーチ、そして監督まで引き受けることになっていました。ここ数年は成績に結びつかないことも多いですが、やる気を持った人たちと練習をして大会に参加することにうれしさがあります。
▽これから
駅伝大会が終わるとスキーシーズンの到来です。飯山に住んでいるとスキーに接する機会が多いと思います。自分でも高校まで競技生活を続けました。さまざまなご縁があり今は小学生の指導と普及活動なども行行っています。ランニング、クロスカントリースキーと自分の好きなことを続けられる場所にいられることは本当に幸せなことであり、生涯スポーツとしてこれからも楽しみながら続けていき、地域と人の繋がりも大事にしていきたいと思います。
▽筆者紹介
飯山赤十字病院のリハビリテーション科に勤務する山室さん。駅伝柳原チームの選手として20年以上活躍し、近年は監督兼選手としてチームを引っ張ってもらっている頼もしい存在です。(柳原公民館)
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