地域おこし協力隊
地域活性化起業人の活動レポート
■富倉そばのバトンを未来へつなぎたい!
地域おこし協力隊 広瀬大司さん
兵庫県から富倉地区に移住した地域おこし協力隊の広瀬です。
今年4月に着任し、主に郷土食の伝統継承と地域の見守り活動に携わっています。
先日、アフタースクール(放課後子ども教室)の市民先生として泉台小学校にお邪魔しました。
私の講座内容は、十割そば、更科そば、へぎそば、そして朝から打った富倉そばの食べ比べです。
茹でたてのそばを順に食べてもらうと、「もちもちしてる」「よもぎみたい」「見た目は素麺みたい」「苦そうなにおい」といろいろな感想が子どもたちから出てきました。
当初はオヤマボクチをつなぎにするために、葉から繊維を取り出す手作業体験も入れていましたが残念ながら時間が足りず、つなぎに使うオヤマボクチの繊維を触ってもらい、1kgの葉からは繊維が5gしか取れないことを伝えました。手間暇かかっていることが伝わったかと思います。
富倉のことを知っていた13名の子どもたちの「富倉そばが一番!」という声を胸に、また今日も活動に励みます。
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