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マイオピニオン 意見・私見

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長野県飯山市

■公民館の専門部員を終えて
飯山地区 諏訪博士

▽公民館の専門部員に
高校を卒業して県外の大学へ進学した私は、大学を卒業後、千曲市で3年間食品の衛生管理の仕事に就きました。家業を継ぐために飯山へ戻ったのはそののちだったので、高校を卒業してから7年間も故郷を離れていたことになります。その間、地域とのつながりは無いも同然だったので、飯山で暮らすことになって、心の中に「大丈夫だろうか」「これでいいのだろうか」という思いが少なからずありました。
そんな時、区の役員の方から、公民館の専門部員をやってほしいと頼まれました。公民館活動はともかく、専門部員についての事前知識はゼロだったので、そんな役を担うことができるのだろうかという不安はありましたが、地域のことや地域の人を知る機会になればと思い、引き受けました。実際、専門部員の活動を通じて、公民館のさまざまな事業のお手伝いをしたり、広報紙の編集などを行いながら、地域とのつながりができていることを実感しました。また、公民館の行事は、行くまでは「めんどうだな」という思いがあっても行くとたいてい楽しいものだ、とも感じました。「来てよかった」という感想もよく聞きました。人のつながりは、そんななかから生まれるのだと思います。

▽人と人とのつながり
これこそが公民館の役割ではないでしょうか。人と人とのつながりは、災害時の安否確認や支え合いにもきっと役立つはずです。地域の皆さんにおかれましては、公民館からのチラシやこの広報紙の「ゆきがた」のコーナーを見たら、ぜひ参加を考えてみてください。
私は、3月末をもって、任期が満了し専門部員を退任しましたが、任期中に公民館活動に前向きに取り組むことができたのは、地区の皆さんや他の専門部員の仲間たちの温かみに助けられたからと感じています。
皆さん、お世話になりました。

▽筆者紹介
輝く笑顔の好青年諏訪さんは2年間飯山公民館の専門部員を務められ、このほど惜しまれながら退任。在任中は主に広報担当として写真撮影や公民館報の編集に尽力されました。(飯山公民館)

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