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市議会だより No.115(2)

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長野県飯山市

■賛否が分かれた議案等の表決結果
*「長」は委員長のため委員会での表決権はありません。
*「ー」は別委員会のため表決権はありません。
○=賛成 ●=反対

【常任委員会議案審査】
委員から出された主な質問および意見と、市からの説明について抜粋して掲載します。

■予算決算常任委員会
▽議案第1号
令和6年度飯山市 一般会計予算(修正可決)

◎商工観光課
問:〔誘客宣伝観光振興事業〕マスコミ懇談会委託料について、令和5年度の状況と令和6年度の予定はどのようなものか。
答:5年度は飯山市単独事業で、大阪市のマスメディアとの繋がりをコーディネートしていただく業務委託料として55万円。6年度も同様に行いたいと考えている。

問:令和5年度のマスコミ懇談会には飯山市からも事業者が参加しているが、参加者の選定方法は。
答:参加者はコーディネートを委託した業者が選定し市長が決めた。

◎市民学習支援課
問:〔図書館環境整備事業〕絵本で育てるまちづくりは、寄贈絵本ありきで計画性がないと感じる。
答:寄贈されたことはきっかけであり、全てではない。

問:寄贈された絵本は冊数が多いし、閉校小学校の図書についても考えていく必要がある。なぜ今改修する必要があるのか。
答:現在の絵本スペースを3階に移動し、季節ごとに入れ替えしたい。閉校小学校の図書については具体的に検討していない。

◎スポーツ推進課
問:〔スポーツツーリズム推進事業〕タクカップへのイベント補助金100万円の積算根拠は何か。
答:準備やイベント当日にかかる経費を積み上げて、補助金として支出している。

問:竹内択さんが地域おこし協力隊で来るようだが、タクカップの扱いはどうなるのか。
答:タクカップは従来どおり実施する。地域おこし協力隊として委託する経費とは明確にわけると聞いている。

◎企画財政課
問:〔ふるさと寄附金推進事業〕ふるさと基金の取り崩しが多いが、予算編成の方針と充当額はどのくらいか。
答:いつまでも基金に積立てておく訳にいかない。寄付目的に合わせ充当しており、令和6年度予算では6億円ほど充当している。

問:寄付金が減っている中でも必要な事業は行わなければならないが、この先の財政をどう考えるか。
答:寄付金に頼らない予算編成をしたい。長期財政推計では令和5年度ベースで考えているが今の寄付額程度でできるように考えている。

◎事業戦略課
問:〔持続可能な集落活動事業〕集落支援員について、区長会協議会と市の考えがかみ合っていないのではないか。
答:地元に入り込んで課題解決に向けて取り組むのが集落支援員の役目だと考える。

問:飯山市には活性化センターがあり、既に同様のことを所長が行っていると思うがどうか。
答:区長会協議会で視察に行かれたが、飯山市は既に先進地的な取り組みをしているとの感想があった。しかしながら、区長会から要望があったため予算に計上した。

◎総務課
問:〔区長行政事務委託事業〕新しい集落支援員との調整はどうするのか。
答:各区で持っている諸課題について、支援員がアドバイスをしたり、解決に取り組む。

問:区長に対して支出している現行の行政事務委託料は減額となるのか。
答:新たな集落支援員は地区課題を解決することが業務であり、直接区長業務が減るものではないため委託料の減額とはならない。

・議案審議にあたり委員から出された意見
新規事業予算案は、十分な検討期間を確保できるように提出されたい。

▽議案第11号
令和5年度飯山市 一般会計補正予算(第11号)

・議案審議にあたり委員から出された意見
〔農林課〕林業振興事務費の70万円の補助金については、「みどりの少年団」等の令和6年度の活動に支障をきたさないよう認めることとしたのであり、今後財源のあり方を再考され、集落への丁寧な説明と周知を図り、市民の理解と協力を得るよう努められたい。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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