■総務文教常任委員会
▽議案第21号
飯山市 組織条例の一部を改正する条例(原案否決)
◎企画財政課
問:4月1日施行予定の組織改正提案がなぜこの時期なのか。いつからこの条例案を検討してきたか。
答:市長との協議で危機管理部長を配置する方針を出したのが1月頃。経済部を農林部と商工観光部にわける案については、具体的に市長から提案があったのが1月下旬。市長と、主に総務部長が協議し、業務を進めていくために部長の配置が必要であると市長が決めた。
問:組織改正が庁議にも諮られず、関係部門にさえも説明していない。庁内の手続きが十分なされていないのは事実だが、市長の思う目的が達成できるのか心配だが。
答:職員に設置目的などが十分周知できなかった。今後はしっかりと周知できるよう努めていきたい。
問:2つの部を増やすにあたり何人職員が増えるのか。
答:危機管理部で部長1名増。商工観光部を現行の経済部と考えると、新たに農林部長を配置するということで部長が1名増となる。
〈審議の中での委員からの意見〉
・新しいことに取り組むための姿勢は必要。
・危機管理部は横のつながりを作る上で地位や権限は必要と思うが、農林部と商工観光部については十分な説明がなく不満である。
・危機管理部は、内部の熟知した人が専門分野を担うという発想はプラスだとは思うが、部長が増えるだけでは心配や不安はある。
・組織を改正する理由や目的は庁議で十分検討されるべきものだが、この条例案についての庁議開催はいつであるかの答弁はなく、庁議での議論がされておらず、説明や手続きが不十分である。
・危機管理部を新設、経済部を農林部、商工観光部へとすることにより部長を2人増やすだけで課や係の人員についてまでは考えておらず違和感を覚える。
・なぜ今この組織改革が必要なのか。急いで組織改正する根拠が不明。
■産業民生常任委員会
令和6年3月定例会において、市長より議案第28号飯山市手数料徴収条例の一部を改正する条例の先議の申し出があり、産業民生常任委員会で議案審査の結果全員一致で可決すべきものと決しました。
■飯山商工会議所との意見交換会
2月5日、飯山商工会議所の皆さんと産業民生常任委員会委員との意見交換会を開催しました。
インバウンドを含めた観光・宿泊・まちづくり・交通関係・スキー場活性化を中心に、意見交換を行いました。
これからも市民の皆様との意見交換会を実施したいと考えております。ご希望される場合は議会事務局までお問い合わせをお願いいたします。
■魚津市議会を訪問
令和6年1月1日に発生した能登半島地震の見舞いに2月29日、渋川議長が魚津市議会を訪問し、当市議員からのお見舞金を魚津市議会久保田議長、八倉巻副議長にお渡ししました。
■発言の取り消し
高橋春三議員の3月4日本会議一般質問における発言の一部に不穏当な発言があり、取り消すように議長から勧告しましたが、これに応じなかったため議長において取り消しをしました。
問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005
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