■飯山で暮らして飯山地区
飯山市役所 保健師 花野優衣
▽飯山で暮らして
就職を期に飯山で一人暮らしを始めました。飯山といえばメートル級の雪が降る豪雪地帯というイメージがあり、何を用意すればいいのかも分からず長靴を買うことからのスタートでした。幸いなことに飯山一年目は雪に大きく悩まされることはなく、雪かきのため冬限定で早起きの習慣がつきました。
見慣れなかったのは消雪パイプです。最初に見たときは道路から水が噴き出している光景が珍しく驚いたものですが、ひと冬が終わるころには慣れ、出勤時に濡れることも少なくなりました。二年目はどうなるか、冬が終わったところですがつい考えてしまいます。雪国ならではの知恵と工夫をもっと身につけなければと思います。
▽つながりのありがたさ
飯山で新社会人として過ごしてよかったことは、人と人との結束の強さに触れられたことです。私は飯山に就職が決まったとき、「人がいいよ、温かいよ」とよく耳にしました。保健師は地域に出ることが多く、いろいろな方とお会いできる仕事です。隣近所や地区内で助け合いの輪が広くあることを実感しながら、飯山のよさを身に染みて感じ社会人一年目を終えることができよかったと思います。これからももっと飯山を知り、楽しく生活していければと思います。
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