(29)飯山で開催される朧月夜音楽祭は独特です。
先月、朧月夜音楽祭を初めて観に行きました!
朧月夜音楽祭は唱歌「朧月夜」が課題曲の野外コンサートです。飯山の小学校で教師を務めた高野辰之先生が作詞した「朧月夜」は、飯山を含む北信地域の春をモチーフにした曲で、「日本の歌百選」に選定されました。曲の冒頭「なのはなばたけに~」は会場にある菜の花を連想させます。
朧月夜音楽祭は予想以上に面白かったです。市内だけでなく、県内外から演奏に来た団体もありました。各演奏団体は2曲を演奏しました。
1曲目は必ず「朧月夜」で、2曲目は自由曲でした。合唱あり、洋楽器あり、和楽器ありで、課題曲「朧月夜」が何度演奏されても飽きませんでした。課題曲だけでなく、自由曲も演奏団体の個性が出ていて、とても楽しかったです。
コンサートといえば、ロックフェスなど音楽のジャンルが統一されたものや、歌手のコンサートが一般的です。作詞家や作曲家のコンサート(例えば、すべての曲は同じ作曲家の作品)は見たことがありますが、私は1つの曲のためのコンサートに参加するのは初めてでした。曲名にちなんだコンサートが開かれるほど、「朧月夜」は飯山市民にとって重要な曲なのでしょう。
※国際交流イベントの参加者募集中(関連本紙15ページ)
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