■認知症の人の気持ちを知ろう
認知症の初期症状として、物忘れや理解力・判断力の低下、性格の変化、言葉が出てこない、今までできていた作業(例えば、家事・畑仕事など)がうまくできなくなるといったことがあります。
認知症の人は、何かがおかしい、という事を本人が一番わかっています。今までできていたことがうまくできなくなり、違和感を感じながらも、人には言えず、不安を感じたりつらい気持ちになっていることがあります。
認知症の進行には個人差があり、中には軽度のまま年齢を重ねていく場合があります。認知症になっても、喜怒哀楽などの感情が失われるわけではありません。おいしいものを食べたり、美しい景色を眺めたりして喜びを感じることは変わりないのです。認知症は特別な病気ではありません。認知症の人の気持ちを知ることで、誰もが暮らしやすい地域につながるといいですね。
■当たるとスッキリ!クイズコーナー
Q.認知症の人が、「私の歳は28歳。」と20代の年齢を言います。対応は?
(1)正確な歳を伝える
(2)28歳なんですね、と話を聴く
A.答えは本紙34ページをご覧ください。
問合せ:地域包括支援センター
【電話】0269-67-0728(センター代表)
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