■常任委員会議案審査
委員からの主な質問および意見と市からの説明について抜粋して掲載します
●予算決算常任委員会
▽議案第48号
令和6年度飯山市一般会計補正予算(第3号)
◎農林課
問:〔農地農業施設現年度単独災害復旧事業〕農地の災害復旧事業では、地震の影響の有無を調査する必要があるのではないか。
答:調査している。今回の案件でも現場に断層があり、県費補助を入れた。
◎保健福祉課
問:〔予防接種等事業〕新型コロナのワクチン接種の個人負担はどうなるのか。
答:インフルエンザと同様な流れを考えているが、個人の負担に関しては、近隣市町村や医師会とも協議し、今後決定したい。
▽議案第49号
令和6年度飯山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
◎市民環境課
問:〔一般管理事業〕マイナンバーカードと健康保険証の一体化に伴い被保険者に対して個人番号の下4桁を通知する理由は。
答:本年12月2日から現行の保険証の新規発行を終了し、マイナ保険証に移行することとされているため、12月に向け安心してマイナンバーカードを被保険者証として利用いただけるように、被保険者に対して個人番号の下4桁を通知するもの。7月の保険証更新時に通知することを考えている。
▽議案第59号
専決処分事項の承認を求めることについて〔令和5年度飯山市一般会計補正予算(第12号)
◎総務課
問:〔市民生活応援券発行事業〕事業の実績は。
答:速報値、発行枚数2万1532枚・換金枚数2万756枚。224店舗で使用。
◎危機管理防災課
問:〔雪かき支援事業〕雪が少なかったが課題は。
答:その為専決で予算を減額した。対象は215世帯、実施は57世帯、作業は延べ129日。利用者・作業員・その他からの指摘は色々ある。
◎道路河川課
問:〔市民交通安全事業〕自転車用ヘルメット購入補助の実績は。
答:令和5年度の実績は、10代が15名・高齢者が38名の計53名に補助を行った。
▽議案第74号
令和6年度飯山市一般会計補正予算(第4号)
◎移住定住推進課
問:〔市営住宅整備事業〕福寿町団地復旧工事費の財源はどのように対応するのか。
答:工事費については、全額市で加入している保険の対象となる。
問:工事の完成はいつになるのか。
答:今年の12月中には3部屋入居可能となり、6年度末には工事が完了する予定。
▽報告案第2号
令和5年度飯山市一般会計繰越明許費繰越計算書の内容について
◎文化交流課
問:〔飯山市文化交流館管理事業〕なちゅらの空調設備は、以前にも大きな故障で修理したが、多額な修理費が必要なので、他の方法など検討が必要ではないか。
答:開館時に独自の空調システムを採用して8年が経過した。故障した際はメンテナンスが大変なため、一般的な空調設備機械の導入についても調査検討したい。
●総務文教常任委員会
▽議案第57号・議案第58号
財産取得について(中型スクールバス)
◎子ども育成課
問:新しい統合小学校では、スクールバスは何台必要なのか。
答:城北小学校と城北中学校で共同使用する。今回購入する中型バス2台、現在城北中で使っているマイクロバス3台、14人乗りの小型バス2台の合計7台を予定している。
問:運転手の確保が大変だと思うが、どのような対応をするのか。
答:現在、市全体でスクールバス10台の運行を業者委託している。令和7年度からは11台となり、1台増える分の運転手の確保がさらに必要となるが、委託業者にお願いをして、確保を進めていく予定。
●産業民生常任委員会
▽議案第54号
議決事項の変更について(曙町団地A棟建設工事)
◎移住定住推進課
問:〔市営住宅整備事業〕工事金額の増加理由は。
答:地中に大きな石が存在し、杭が想定の深さまで入らないため。当初予定していた工法が一番経済的だが、石の除去が難しいため、工法変更により増額となった。
問:事前のボーリング調査で、地中の状況は把握されていたのか。
答:正確なデータを得るために、施工前に調査地点を一部抽出してボーリング調査を実施している。今回の工事で杭を打ち込むすべての地点(110地点)を調査することは費用も大幅に増加することから、一部抽出して行うボーリング調査は経済性や効率性といった観点からも一般的なやり方である。最善の方法で無駄のない工事となるよう努めたい。
問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005
<この記事についてアンケートにご協力ください。>