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市議会だより No.117 (3)

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長野県飯山市

■飯山駅前ホテル調査・検証特別委員会
▽目的
飯山駅前市有地宿泊施設(飯山駅前ホテル)整備事業について、調査・検証を行う。

▽委員(◎委員長 〇副委員長)
◎吉越利明 〇上松永林 山崎武雄 松本淳一 佐藤正夫 小林喜美治 山﨑一郎 岸田眞紀

▽調査事項
(1)飯山駅前市有地宿泊施設整備事業の経過に関すること
(2)調停条項案に関すること

■永年在職表彰
北信越市議会議長会での永年在職表彰において、議員25年以上在職の小林喜美治議員・山﨑一郎議員の2名が表彰されました。6月10日の市議会定例会招集日に渋川議長から表彰状の伝達を行いました。
この他、全国市議会議長会において、渋川議長が議長永年在職表彰を受けたことについて報告がありました。

■行政視察報告 総務文教常任委員会 5月15日〜17日
●滋賀県東近江市
▽市民協働推進計画について
東近江市は豊かな暮らしと活力ある地域社会の創造を目指し、平成26年4月に「東近江市協働のまちづくり条例」を制定された。この条例に基づき、市民協働推進計画を策定し、10年間の具体的な取り組みを展開している。具体的には、若手職員による地域担当制度や高校生対象の防災リーダー育成講座、市民・事業者・行政が協働で行うまちづくりイベントなど、自立(自律)を目指す先進的な取り組みを行っていた。

●京都府福知山市
▽廃校活用の推進について
福知山市では約10年間で16校が廃校となり、その跡地利用が検討されてきた。現在、7校が民間利用、2校が行政利用されている。廃校の利用方法として、サウンディング型市場調査や民間提案を通じた公共空間と民間事業者のマッチング、地元住民の参画による要望の取りまとめを行っていた。特に金融機関と連携して「廃校マッチングバスツアー」を実施し、企業参画を促進する公民連携事業が参考となった。

●滋賀県長浜市
▽DX推進戦略について
長浜市では市民サービスの向上や行政運営の効率化を目指し、令和2年度から8年度までの「長浜市ICT利活用プラン」を基に推進を進めている。特に高い効果が期待される取り組みを重点的に実施し、庁内ではペーパーレス化やデジタル推進委員の配置を行っている。また、高齢者へのフォローとしてスマホ講習会や福祉との連携で教室を開設するなど、デジタル弱者への支援も行っていた。

■行政視察報告 産業民生常任委員会 5月7日〜9日
●北海道伊達市
▽高齢者向け住宅について
伊達市は人口3万1千人余であり、少子高齢化が進む中で高齢者が安心安全に暮らせるまちづくりを進めるため、高齢者向け住宅を建設されている。この公営住宅の特徴は、バリアフリー仕様の他、緊急時のボタンが設置されるなど安心安全に配慮された住宅となっていた。また、生活援助員による相談・支援サービスも特徴の一つである。サービスの内容は、安否確認や生活相談、交流事業等を定期的に行っており、日常の困り事の把握や異変時の早期対応、地域との交流促進に寄与しており、超高齢化社会を考えるうえで大変参考になる事例であった。当市における今冬の高齢者冬期共同住宅事業の実証実験にも参考になる取組みであると感じた。

●北海道新十津川町
▽スマート農業の状況について
新十津川町は、農家の高齢化により農家戸数が2040年に現在の258戸から150戸に減少することが見込まれ、米作りの知識や知恵も伝承されない状況も予測されることから、この課題解決のため農水省の補助事業を活用し、スマート農業実証プロジェクトを実施された。当プロジェクトでは、26ヘクタールの広大な農地において、自動運転トラクター、直進アシスト田植機、農業用ドローン等のスマート農業機械を導入し、農作業の大幅な時間短縮や作業の効率化が図られた。また、高品位米率の向上、販売額の増加にもつながり、こうした成果を新十津川モデルとして管内に普及していきたいとのこと。農地面積や地形等、当市と異なる部分もあるが、ドローンの活用等は非常に参考となった。

問合せ:飯山市議会
【電話】0269-67-0748(直通)【FAX】0269-62-0005

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