■日本医療機能評価機構に認定されました
飯山赤十字病院は、令和6年10月4日に、(財)日本医療機能評価機構の行う、病院機能評価に認定されました。
この機能評価は、病院が備えているべき機能について、第三者機関である(財)日本医療機能評価機構が中立・公平な立場で「病院機能評価」審査を行い、患者さん中心の安全な医療を、高い水準で提供できるかを評価します。
■約90項目の病院機能を審査し評価しています
評価の項目は「患者中心の医療の推進」「良質な医療の実践」「理念達成に向けた組織運営」など約90項目あります。また、適正かつ継続的な病院運営も評価対象となるため、過去1年6カ月分の資料の提出が求められます。
審査員は、全国の病院から審査資格のある医師、看護師などが選抜で派遣され、2日間でのべ36時間をかけて審査を行います。
■Interview
飯山赤十字病院 院長 岩澤幹直(もとなお)さん
(財)日本医療機能評価機構の病院機能評価を受審するにあたり、職員一丸となり全ての部署において、1年6カ月前から準備を進めてきました。
現在の病院機能評価では、ケーススタディやケアプロセス、患者さんの人権の保護、多職種によるチーム医療などが求められ、実際の診療に沿った審査が行われます。
今回の認定によって、より安心・安全な地域医療を提供する病院として認められました。また、院内のルールを整備し、より適正な医療体制となりました。さらに、職員のモチベーションも向上し、誇りをもって働ける職場になったと感じます。
審査員からの評価では、災害時の消防・行政との連携や、院外施設でのリハビリも評価されています。この病院機能評価を5年ごと更新し、安心・安全な地域医療を継続してまいります。
※公益財団法人 日本医療機能評価機構
日本医療機能評価機構は、国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的に設立された公益財団法人です。
質の高い医療を実現するために、病院機能評価をはじめ、医療安全に関する教育研修、医療事故情報のデータベース、診療ガイドライン等の提供など、幅広い事業を実施しています。
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