■雪かき支援員辞令交付式を開催
12月9日、飯山市雪かき支援員の辞令交付および発足式を、飯山市役所で開催しました。
雪かき支援員は、冬期間における市民の安全と安心を確保するため、自らの労力で自宅などの除排雪ができない除雪困難世帯へ雪かき支援を行います。主な業務は、集落の見回りや、対象となる世帯と民間の雪かき支援事業者(法人、個人事業者など)の仲介を行います。12月9日現在の受付件数は214件で、今年度、新たな受付件数は30件です。
辞令交付式では、雪かき支援員12名に、江沢市長が辞令を手渡しました。支援員代表の小林さんは「雪片付けができない方が、安心して暮らせるよう、支援業務を精一杯取り組みたい」とあいさつしました。
■第75回全国高等学校駅伝競走大会に田中秀磨選手が出場
12月9日、第75回全国高等学校駅伝競走大会に出場する長野日本大学高等学校2年生の田中秀磨選手(秋津地区)の激励金交付式を飯山市役所で開催しました。
同大会の出場には、都道府県予選会の優勝校または地区大会で都道府県代表校を除く最上位入賞校であることが条件です。長野日本大学高等学校は、田中選手が第3区で出走した、北信越高等学校駅伝競走大会で3位に入賞し、各県の優勝校を除いた最上位校として、全国大会へ駒を進めました。
激励金交付式では、伊東副市長から激励金と激励の言葉が送られ、田中選手は「周囲の皆さんのおかげで走れている。皆さんのためにも精一杯走りたい」と大会への決意を語りました。
なお、同大会は12月22日に京都府で行われ、田中選手は第1区で出走し、勇姿を見せました。
■地域おこし協力隊 新たに3名が着任
12月1日、地域おこし協力隊に、上野我唯(がい)さんと、香川晋太郎さんが、同月18日には、金重伸(きむ じゅんしん)さんが新たに着任しました。
上野さんは、小学校の廃校を活用した「アーティスト・イン・レジデンス」(芸術家が一定期間特定の場所に滞在し、制作活動を行うプログラム)や、「アースデイ飯山」(地球環境について考え、行動する日)を立ち上げ、市民主体のまちづくりを目指します。
香川さんは、古民家を活用したシェアハウス兼ゲストハウスづくりによる「暮らし観光」や、困りごとやお手伝いを若者が担う「みんなの孫プロジェクト」を構築し、地域活性化に取り組みます。
金さんは、「市民・観光客・年齢・性別・国籍などの壁を取り払って繋がるコミュニティスペースを作り持続させる」をテーマに、イベント告知プラットフォームの構築や、お土産商品・サービスの開発に取り組みます。
現在、飯山市では、今回着任の隊員を含めて14名の地域おこし協力隊員が、日々活動しています。
■市民266名が参加 飯山駅前ホテル住民説明会を開催
12月14日、飯山市文化交流館なちゅらで「市長が語る 飯山駅前ホテル住民説明会」の第1回(昼の部)が午後2時から、第2回(夜の部)が午後6時から行われ、266人の市民が集まりました。
説明会で江沢市長は「飯山駅前に宿泊施設が整備されることは、観光振興、地域活性化を図るうえで必要である」と飯山駅前ホテルの必要性について触れた後、北陸新幹線飯山駅前宿泊施設整備事業のこれまでの経過と、相手方から調停が取り下げられたこと、損害賠償について提訴され12月7日に訴状が届いたことを説明しました。
会場の参加者からは、市長側と議会の歩み寄りが必要という声や、早期に建設を望む声などがあり、江沢市長は「早期解決の道を見出すことが皆さまの願いということが改めて分かった。行政のリーダーとして努力して参る」と述べました。
■空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき特定空家等の行政代執行を飯山市で初めて実施
12月19日、「空家等対策の推進に関する特別措置法」(平成26年法律第127号)の規定に基づき、常盤地区戸狩区にある特定空家等の行政代執行を飯山市で初めて実施しました。
この空家は、平成24年(2012年)に特定空家等に認定され、現在は全壊状態です。相続人に適正な管理を求める助言や指導、勧告、命令、戒告など27回におよぶ措置が取られましたが、必要な措置を講じていただけなかったため、行政代執行の実施となりました。
当日、代執行責任者による執行宣言が午後1時30分に行われ、市職員と解体業者による有害物質の検体採取調査が行われました。今後、この特定空家等は3月下旬までに撤去する予定です。
■飯山市監査委員に服部晴邦さん・渋川芳三さんを選任
飯山市議会12月定例会で飯山市監査委員の服部晴邦さん(外様地区)の再任と渋川芳三さん(秋津地区)の選任が同意され、12月26日に飯山市役所で辞令交付式が行われました。
辞令交付にあたり服部監査委員は「引き続き、飯山市民の目として監査に励んでまいります」とあいさつされました。また、渋川監査委員は「ご縁があって監査委員に任命されましたので、一生懸命頑張りたいと思います」と語られました。任期は、服部監査委員が令和10年(2028年)12月まで、渋川監査委員が令和8年(2026年)12月までです。
なお、令和4年(2022年)12月から2年間、監査委員を務められた山﨑一郎さん(飯山地区)は退任となりました。在任中は市の健全な財政運営のためにご尽力いただきました。
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