■日本の家は正月に年神様を迎えます。
飯山市の皆さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ふるさと館体験工房の「しめ縄作り」に参加しました。しめ縄は神社や神棚などで飾られ、神聖な場所や神様の通り道に飾られます。正月行事としては、新年の幸せをもたらす年神様を迎えるために家の大掃除後、玄関ドアにしめ縄などを飾ります。「松の内」と呼ばれる期間内に飾っておき、道祖神祭りで燃やします。
今回作ったしめ縄は初心者でもできるメガネ型です。2つの輪が連なる「メガネ」をイメージしたこのしめ縄は、つながりや調和、そして先を見通す力を象徴します。
縁起の良いものとして、神様が宿る「紙垂」(しで)、長寿の象徴「松」、五穀豊穣を願う「稲穂」、そして『難』を『転』じる「南天」をしめ縄に飾りました。
一方、カナダの年末行事「クリスマス」はイエスの誕生を祝う行事で、盛大に祝います。デコレーションにそれぞれの意味があります。例えば、クリスマスツリーは永遠の生命、希望、再生を象徴し、ツリーの上部に飾る星はベツレヘムの星を表し、三人の賢者をイエスのもとへ導いたと言います。比べると、カナダの新年祝いは12月31日に花火を打ち上げ、祝日である1月1日にゆっくり休むのみです。
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