■人材不足を解消する身近なDX
今回は、「人材不足を解消する身近なDX」のお話です。ここ最近、コンビニやスーパーなど、さまざまな店舗で無人のセルフレジを見かける機会が増えました。また、○○PAYをはじめとするキャッシュレス決済の普及も進んでいます。
この流れが加速した背景には、新型コロナウイルスの影響もありますが、主な要因として人手不足が挙げられます。小売業界では人手不足が深刻な課題となっており、業務の効率化や省人化を目的にセルフレジの導入が進められています。従来、セルフレジの導入は難しいと考えられていました。無人での支払いに対する店舗側の不安や、利用者の操作への抵抗感があったためです。しかし、人との接触を減らす必要性が高まったことを契機に、多くの店舗がセルフレジを導入し、利用者の間でも徐々に受け入れられるようになりました。その結果、キャッシュ(現金)レス(不要)決済の利用も広がっています。市役所の一部の窓口でも昨年からキャッシュレス決済を導入し、市民の皆さまから「便利になった」との声を多くいただいています。
こうしたデジタル技術の進展は、私たちの身近な生活にも変化をもたらしています。市では、高齢者をはじめとするデジタル機器に不慣れな方々が取り残されないよう、スマホ相談会などのデジタルデバイド対策(※)を実施しています。
(※)デジタルデバイド対策とは、インターネットやスマホなどのデジタル機器が苦手な人が、困らないように支援する取り組み。
問合せ:事業戦略課DX推進係
【電話】0269-67-0724(課代表)
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