第62回全国中学校スキー大会
第74回全国高等学校スキー大会
第79回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会「あきた鹿角国スポ2025」
2月上旬からスキー競技の全国大会が各地で開催され、中学生から一般選手まで多くの市内選手が活躍しました。
2月4日から7日に野沢温泉村で開催された、第62回全国中学校スキー大会では、市内中学生16名が参加し、クロスカントリー競技の女子3キロクラシカルで城北中学校3年の木内絢花(あやか)さんが2連覇を達成、女子3キロフリーでは同中学校2年の田中希果(のぞみ)さんが優勝を果たしました。
2月7日から11日に北海道釧路市および名寄市で開催された、第74回全国高等学校スキー大会では、地元の飯山高校をはじめ、飯山市出身の高校生が活躍しました。アルペン競技男子大回転では、長野俊英高校の保坂宙(そら)さん(飯山地区)が優勝し、クロスカントリー競技男子リレー・女子リレーでは、ともに飯山高校が優勝、女子リレーは8連覇となる快挙を成し遂げました。また、学校対抗でも、飯山高校が男子総合優勝、女子総合準優勝を果たしました。
2月13日から16日にかけて行われた「あきた鹿角国スポ2025」では、中学生から一般選手まで7名が出場し、少年女子5キロクラシカルで、城北中学校3年の木内絢花さんが高校生を抑えて優勝、成年女子B5キロクラシカルでは、長野日野自動車SCの小林千佳さんが準優勝となりました。
飯山市は、令和10年に開催する「信州やまなみ国スポ2028」のカヌー競技(スプリント)とスキー競技の会場地に内定しています。市では、2028年に向けた市内選手の今後の活躍にも期待しつつ、これらの快挙を記念し、2月26日に市役所へ懸垂幕と横断幕を設置しました。
■interview
▽国スポを終えて 世界選手権への挑戦
長野日野自動車SC 小林千佳さん
・北京オリンピック2022、第9回アジア冬季競技大会、2025FISノルディックスキー世界選手権大会 日本代表
・あきた鹿角国スポ2025クロスカントリー成年女子B5kmクラシカル 準優勝
国民スポーツ大会は、長野県の代表として出場できることがとても嬉しく私にとって特別な大会です。チーム長野として普段のチームや年齢の垣根を超えて戦う雰囲気が好きで、みんなと一緒に勝ちたいという思いで参加しました。アジア大会から連戦での出場となりましたが、長野県の厚いサポートのおかげで、力を出し切ることもできとても楽しかったです。個人の2位は悔しいですが、リレーではアンカーを任せてもらい優勝することができ嬉しかったです!
2月末からノルウェーで開催される世界選手権は、ずっと目標にしていたレースなので、とてもワクワクしています。自分の力を出し切れるように全力で頑張ります!!
▽コーチの言葉を信じて全中・国スポへの挑戦
城北中学校3年 木内絢花さん
・第62回全国中学校スキー大会 女子3kmクラシカル 優勝、女子3kmフリー 準優勝
・あきた鹿角国スポ2025クロスカントリー少年女子5kmクラシカル 優勝
全国中学校スキー大会では、前日にコーチからかけてもらった「絶対大丈夫!」という言葉を信じて、落ち着いて滑ることができました。2年連続の3冠を目指していたので、個人種目でフリーが2位という結果は、悔しい気持ちもありましたが、精一杯の力を出し切っての2位だったので嬉しいです!
国民スポーツ大会の個人種目は、周りが高校生ばかりだったので、チャレンジする気持ちで楽しく滑れました。まさか優勝するとは思いませんでした!リレー種目では、長野県チームの3連覇がかかっていたので、過去のレースを含めても一番緊張したレースでした。個人種目とリレーで優勝することができ、嬉しいです!
■各大会の競技結果
▽第62回全国中学校スキー大会
長野県(野沢温泉村)・2月4日~7日
▽第74回全国高等学校スキー大会
北海道(釧路市・名寄市)・2月7日~11日
▽あきた鹿角国スポ2025
秋田県(鹿角市)・2月13日~16日
それぞれ入賞者の詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
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