高森町では、都市計画を総合的かつ効率的に推進していくため、また、人口減少下においても持続可能なまちづくりをしていくため、都市機能の配置やこれからの整備の方針などを検討し、新たに「高森町都市計画マスタープラン」、「高森町立地適正化計画」を策定していきます。
■都市計画マスタープラン
高森町都市計画マスタープランは、長期的視点に立ったまちの将来像を具現化し、計画的なまちづくりを進める指針となるものです。
町の総合計画や長野県が策定した飯伊圏域マスタープランなど、関連計画と整合を図りながら、リニア中央新幹線の開業など、さまざまな町の変化への対応に併せ、これからのまちづくりの目指す方向を示すために策定します。高森町全体のまちづくりの考え方に加え、地域ごとのまちづくりの考え方を示していきます。
■立地適正化計画
立地適正化計画とは、「都市再生特別措置法」に基づく計画であり、人口減少・高齢化社会の中でも将来にわたって持続可能なまちづくりの実現を目指すために、居住や都市の生活を支える機能の誘導によるコンパクトなまちづくりと地域公共交通の再編との連携により「コンパクト+ネットワーク」のまちづくりを進めていくものです。
■なぜ、計画を策定するのか
近年、全国的に人口減少・高齢化が進行しています。高森町でも人口減少・高齢化は着実に進行しており、将来、道路や上下水道などのインフラ機能を維持・修繕していくための負担が増えたり、都市機能が分散することによって、生活に不便が生じる可能性が高くなります。子どもから高齢者まで誰もが安心して、快適に過ごせる環境を維持しつつ、持続可能なまちづくりのために、長期的な視点に立った将来のまちづくりのかたちや方向性などを共有していく必要があるためです。
■策定の進め方
策定期間は、令和5~7年度を予定しており、1年目は現状把握や課題の整理に取り組みます。2年目からは、まちの将来像の枠組みを立て、地区との懇談会やワークショップを行い、町民の皆さんのご意見を伺いながら、進めていきます。両計画ともに、令和7年度末の公表を目指しています。
※立地適正化計画の区域設定のイメージについては、本紙またはPDF版を参照してください。
■町民の皆さんとつくる未来の高森町
~アンケートを実施~
計画を策定していくにあたり、これからの高森町に望むことや、まちの将来像について、町民の皆さんの声を反映することを目的に、アンケート調査を実施します。主に子育て世代を中心に、対象となった方には別途調査票が郵送されますので、回答にご協力をお願いします。
調査対象:高森町在住の18歳以上の方
実施期間:11月中旬~12月上旬
問い合わせ先:建設課地域デザイン係
【電話】35-9407
<この記事についてアンケートにご協力ください。>