■活動報告 Vol.1
ー中学3年生が地域を知り、学び、自発的に取り組むー
中学3年生は2学年時のみらい懇談会の授業で、クラスごとに「高森町をより魅力的にする活動」を考え、町長に提案し、意見交換を行いました。
今年4月から総合的な学習の時間を活用して、地域学習「高森の時間」に取り組んできました。各クラスには地域の皆さんや町職員も参加し、「高森を知り、学び、自発的に地域づくりに取り組む」ため活動してきました。
広報たかもり11~12月号にわたり、2クラスずつ活動の様子を掲載します。
◇2組 町内在住の外国籍の皆さんとの交流の機会を作りたい!
昨年、2組の生徒は高森町に避難してきたウクライナの中学生と一緒に過ごしました。楽しい思い出を共有できた半面、言葉や文化の壁からお互いのことを深く理解するところまでいかないまま帰国となってしまいました。
ウクライナのことをもっと学びたいという思いから、ウクライナ大使館の方や通訳を務めていた方に話を聴き、ウクライナの現状を学びました。
自分たちが今できることは「同じ町に住んでいる外国籍の方と交流し、お互いのことを理解し、高森町の良さを伝えること」と目標を決めて、交流会の計画をスタートしました。
生徒たちは町内企業3社に協力を依頼し、外国籍の従業員の方に交流会への招待状を送りました。
そして10月12日、外国籍の方を中学校に招き、交流会を開催しました。グループに分かれてお菓子作りやゲームを通じて親睦を深め、生徒たちが生まれ育った高森町の魅力を直接伝えることができました。
◇3組 町のシンボル「柿丸くん」を活用したタウンプロモーション
3組は、中学生が町のシンボルと考える「柿丸くん」を活用して、もっと町の魅力を発信したい!という思いで、タウンプロモーションに取り組んできました。
町の新たな観光スポットを作りたいと考え、柿丸くんがデザインされたマンホール製作に取り組みました。生徒たちが作成したデザイン3つを、中学校、南・北小学校、商業施設に展示し、投票箱を設置して、町民の皆さんにデザイン決定に協力していただきました。決定したデザインをもとに製作したマンホールは高森まるごと収穫祭で展示し、多くの来場者に見ていただくことができました。
そして、10月24日に高森町中央公民館北側にマンホールが設置されました。
また、柿丸くんグッズを生徒たちが大好きなガチャガチャとして、収穫祭の会場に設置しました。
生徒たちの大好きな柿丸くんを活用することで、中学生らしい高森町の魅力を発信することができました。
※生徒感想については、本紙またはPDF版を参照してください。
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