高森町の水道事業、『高森町上水道』『山吹簡易水道』『千早原簡易給水施設』の3つが統合され、4月1日から『高森町水道事業』として、新たにスタートしました。
■これまでの水道事業計画
■新たな水道事業計画
目標年次 令和19年度
■水道事業の課題
高森町水道事業が抱えている課題は4つあり、課題解決に向けて事業を進めていきます。
(1)危機管理対応の強化
(2)施設や管路の老朽化に伴う更新費用の増大
(3)施設・管路の耐震性能の不足
(4)人口減少に伴う料金収益の減少
■水道事業統合のメリット
『3事業間での水の融通(水のやりとり)』
3つの水道事業を統合することで、災害時や緊急時(浄水場停止時・断水時)などに双方でのバックアップや水の融通が可能となり、危機管理に対する体制の強化が可能となります。
『施設の更新・耐震化対策の推進』
老朽化施設の更新や耐震化を進める際に、全ての施設で実施することは困難なため、重要度や優先度を踏まえて実施する必要があります。これまでは、3つの水道事業があったため、それぞれで事業計画・財政計画(起債・補助申請など)を立てる必要がありましたが、事業統合により水道事業が一本化され、高森町の水道事業全体を広い視野で捉え、重要度・優先度の評価が可能となり、効果的な施設の更新・耐震化対策を実施することにより、安心・安全な水を供給することができます。
『施設のダウンサイジング※によるコスト縮減』
3つの水道事業を1つにすることで、施設の最適配置が可能となり、施設を更新する際に、ダウンサイジングなどによりコスト縮減や維持管理を効率的に行うことができます。
※ダウンサイジング…現状に合った施設などへの規模縮小すること。
(注)水道事業統合による、水道料金や水質への影響はありません。
今後も持続的な経営基盤を確保し、「安心・安全・安定」した水道水の供給に努めてまいります。
問い合わせ先:環境水道課 上下水道係
【電話】35-9409
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