第7次まちづくりプラン将来像なりたい『あなた』に会えるまちへ、令和5年度の主な事業の一部を紹介します
■安全・安心の実現
地方創生道整備推進交付金事業
広域農道のあんしん市場交差点に右折レーンが設置されたことで、長年の懸案事項であった「混雑」の解消に繋がり、通勤時間帯もスムーズに通行ができるようになりました。また、あかり保育園の開園と併せ周辺道路を整備したことで、園児を安全に送り迎えできる環境を整えることができました。
歳出決算額:9,428万円
■子育てしやすい環境の実現
町立学校運営事業(中学生通学カバン更新)
中学生の通学カバンをリニューアルし、令和6年度入学の新1年生から公費負担となりました。子どもたちからは、「大容量でポケットが多く使いやすい!」などの声があります。今後も保護者の皆さんの負担軽減のため新入生に公費負担していきます。
歳出決算額:142万円
■よりよい住民サービスの提供
中央公民館施設改修事業
中央公民館を将来に渡って使いやすく親しまれる施設とするため、ホール機能強化やトイレの洋式化、エアコン設置、LED照明への交換など改修工事を行いました。利用者の皆さんからは「快適に利用できる」との声も多く、施設稼働率も向上。さまざまな用途でご活用いただける施設となりました。
歳出決算額:1億1,327万円
■ゼロカーボン実現に向けて
再生可能エネルギー利用推進事業
省エネルギー推進事業
図書館前の駐車場に、電気自動車用の急速充電設備を設置。また、町民体育館屋根に太陽光発電システムを設置し、役場敷地内の施設や電気自動車用急速充電器に電気を供給しています。今後も、持続可能なエネルギーを活用し、地球環境にやさしいまちづくりに取り組んでいきます。
歳出決算額:1,612万円
■さらなる町の魅力発信
観光協会運営事業
今後のリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通など外部環境の変化に対応し町の魅力を発信するため、信州たかもり温泉御大の館に観光協会事務所を設置し、専任職員を配置しました。
町の観光情報を発信するとともに市田灯ろう流し大煙火大会や高森町音楽祭の運営などを行っていきます。
歳出決算額:920万円
■健康推進
国保被保険者の保健事業
町で実施している健診への未受診者対策として、これまでの受診状況などをAI分析するシステムを導入、それぞれの方に合わせた受診案内をしたことにより、健診の受診率が向上しました。今後も効果的な案内を継続し、町民の皆さんが自らで健康を意識した生活となるよう取り組みます
歳出決算額:563万円
■適正課税のために
土地・家屋GIS管理更新
固定資産税(土地・家屋)の令和6年評価替えに向けて、下伊那北部5町村で航空写真撮影を実施しました。撮影データは適正課税のための調査などに活用します。
歳出決算額:567万円
■物価高騰対策
物価高騰対策生活応援商品券事業
町内店舗で利用できる商品券を配布し、約97%の利用がありました。
第1弾(1人あたり):5,000円分
第2弾(1人あたり):3,000円分
◆多様な情報発信の環境づくり
高森町公式LINEを通してより多くの方に情報を届けるため、「LINE友だち2,500人チャレンジキャンペーン」を実施。町内外問わず、多くの方に高森町公式LINEを友だち登録していただきました。また、民間事業者と連携し、シニア世代を対象とした「かきまるスマホスクール」を開催。参加者からは「家族との連絡が以前より増えた」「グループで話せるようになってうれしい」といった感想がありました。
▽高森町公式LINE友だち登録者数
令和4年度末時点:1,485人
令和5年度末時点:3,578人
2,093人UP!
◆ふるさと納税
寄附額:4億991万円!
「ふるさと納税(ふるさと元気作り寄附)」について、令和5年度は返礼品目および返礼品提供事業者の新規開拓を行ったこともあり、37,201件のご寄附をいただきました。ご指定いただいた寄附の使い道に基づいて活用させていただきます。
◆町の財務担当から皆さんへ
町では、全ての事業において「この事業がどのような未来に繋がっているか」という点を意識し、全職員が同じ目標のもと事業を執行しています。
長期的な視点で見ると、人口減少や高齢化により、税収も減収することが見込まれます。
10年、50年、100年、何年たっても高森町に住んでよかったと思える町にしていくには、限られた財源の中で効率的な行政運営を行い、町に「何が必要なのか」を町民の皆さんと一緒に考えていく必要があります。
町では今後も、見える行財政経営に取り組んで行きます。町の財政事情について「もっとこんなことが知りたい」といった意見がありましたら、ぜひお寄せください。
問い合わせ先:総務課 財務係
【電話】35-9402
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