■農林業センサスとは?
農林業の国勢調査といわれ、統計法(平成19年法律第53号)に基づき実施する国の重要な統計調査で、1950年(昭和25年)以来5年ごとに実施しており、今回で16回目を迎えます。
調査では、我が国の農林業の生産構造や就業構造の実態、農山村地域の現状を把握することによって、農林業に関する諸統計調査に必要な基礎資料を整備することを目的に実施されます。
■調査の種類
農林業を営む農家や林家、会社などの活動主体を調査する「農林業経営体調査」とそれらが活動する農業集落などの農山村地域の実態を把握する「農山村地域調査」の2つの調査で構成されています。
皆さんには「農林業経営体調査」でご協力をお願いします。
■調査の対象
一定規模以上の農林業生産活動を行う方が対象です。そのため、調査の対象になる可能性のある農林業関係者を統計調査員が訪問し、聞き取りをします。
■調査結果の活用事例
・食料・農業・農村基本計画
・森林・林業基本計画
・地方交付税の算定の基礎資料
・各種統計調査の母集団名簿 など
■調査の流れ(農林業経営体調査)
■調査結果からわかること
◇基幹的農業従事者数と平均年齢(全国)
2020年の基幹的農業従事者数は、10年前に比べて33.6%減少しており、平均年齢は67.8歳となっています。
基幹的農業従事者とは、ふだん仕事として自営農業に従事している人のことです。
◇1経営体当たりの経営耕地面積(全国)
2020年の経営耕地のある農業経営体の1経営体当たりの経営耕地面積は、10年前に比べて39.7%増加しています。
経営耕地面積とは、自分で所有していて耕作している耕地(自作地)と他から借りて耕作している耕地(借入耕地)を合計した面積です。
問い合わせ先:産業課農業振興係
【電話】35-9405
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