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〔特集〕ビジネスを通じてふるさとへの愛と生きる力をー南信州SBPクラブー(2)

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長野県高森町

◎高森中 吉田さん
図書館でポスターを見て面白そうだなと思い、友達を誘って活動に参加しました。試行錯誤してより良いものを作っていくという経験は今までしたことがなかったので、面白かったし勉強にもなりました。また物を買う時にこれまで原価を意識したことがなかったので仕組みを知って驚いたし、そんなに簡単にお金は稼げないんだなと実感しました。これからは生産者さんやお店の人に感謝しなきゃと思っています。来年以降は、まず焼き台の購入にかかった分のお金を返せるように頑張りたいです。そのためにどうすれば相手に魅力が伝わるかなど、みんなで考えながら研究していきたいです。

◎高森中 田中さん
僕もポスターを見て「学校以外でこういう活動ができるのも面白そうだな」と思い参加しました。接客は初めてだったので緊張しましたが、楽しかったし、売り切った時の達成感も得ることができました。売るためには相手の気持ちも考えなければいけないし、商品のいいところも伝えなければいけないので、そういうところに気をつけながら販売しました。驚いたのは原価が本当に高いということ。それを知ってから買い物のときにもいろいろ考えるようになりました。これから発表会もあるので、プレゼンで商品の魅力をどう伝えるか一生懸命考えて、柿丸くん焼きをもっと広めていきたいです。

◎高森中 原さん
自分たちで経営したり、ものを売ったりするのが楽しそうだなと思い参加しました。販売の時、最初は忙しすぎて余裕がなかったけど、最後の方は「熱いので気を付けてください」など声をかけられるようになり、コミュニケーションも大事だなと思いました。もともと私は人と話すのが苦手だったけれど、受け取ったお客さんが「めっちゃおいしそう」「ありがとう」と笑顔で言ってくれて、人と接するのが楽しくなったし好きになりました。来年も再来年もこの活動に参加し続けたいです!焼き方も完璧にして、明るく楽しく接客もして、もっとたくさんの方たちに食べてもらいたいです。

◎高森中 香山さん
1年の活動を通じて心に残っているのは、高校生との交流です。私たちと考え方が全然違っていて「こういう考え方もあるんだ」「こういうのを入れて食べたらおいしいんだ」など、参考になり面白かったです。ふるさと祭りの時は、お客さんがたくさん来て焼きが間に合わないこともありすごく大変だったし焦りましたが「カスタードとあんこ、どっちを先に焼いたら効率的か」など考えたりして、適応力が身についた気がします。普段の話し合いも、みんなそれぞれアイデアがあって面白いし、この活動はずっと続けたい!そして、もっとみんなにこの活動の楽しさを知ってもらいたいなと思います。

■南信州SBPクラブ活動の歩み
4月:発足!
5月:キックオフミーティング
6月:柿丸くん焼きの金型デザイン制作に挑戦
7月:愛知県の高校生と交流
8月:「全国高校生SBP交流フェア」に参加
9月:山吹ほたるパーク落成式で初出店
10月:
・出砂原マルシェに出店
・高森ふるさと祭りで初めて売り上げを得る!

■[令和6年度]南信州SBPクラブ活動報告会
子どもたちが1年間の活動の成果を発表します。また、柿丸くん焼きの新商品を先着100人に提供します。ぜひご来場ください。
場所:高森町福祉センター大ホール
日時:2月22日(土)午後1時30分~2時30分

■[Check!]1年間の活動の様子が番組に!
活動の様子がSBC信越放送で取りあげられます!ぜひご視聴ください。
日時:3月15日(土)午後3時00分~3時30分

◎特集の取材風景を動画でもご覧いただけるようになりました
こちらのコードからご覧ください(本紙二次元コード参照)

問い合わせや加入を希望する方はこちら:一般社団法人熱中たかもり
【電話】48-8066(対象は小学校5年生~大学生です)

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