■信州たかもり温泉(湯ヶ洞・御大の館)
ーリニューアル基本設計案に対するご意見・ご感想を募集しますー
◆リニューアルを実施する経緯
開設から約30年経過している信州たかもり温泉は、老朽化による設備の不調や故障が相次いでおり、営業への支障が年々増加傾向にあります。当施設が、中央自動車道座光寺スマートインターに近接しており、南信州地域の玄関口となる観光拠点として、高森町のみならず南信州地域にとって重要な施設であることから、今後、観光誘客事業などをより効率的に展開していくため、施設のリニューアル基本設計案の作成を進めています。
令和6年度、施設利用者や観光協会、有識者などによる「信州たかもり温泉リニューアル検討委員会」を組織し、施設のリニューアルについて検討してきました。今回、基本設計案について、町民の皆さんをはじめ施設利用者にお知らせし、今後の実施設計案に反映していくためご意見・ご感想を募集します。
◆基本設計案掲示場所
湯ヶ洞、御大の館、中央公民館、高森町ホームページにて基本設計案を掲示・掲載しています。備え付けの意見箱に投函いただくか、二次元コードを読み取り回答フォームに入力いただき、ご意見・ご感想を提出してください。いただいたご意見などにつきましては個別に回答はいたしません。
意見募集締切:2月20日(木)
◆基本設計案のコンセプト
◇森のサウナ塔
森の中でととのう、ここにしかない2層のサウナ
1 敷地の高低差を利用し木造2階建ての眺望の良いサウナ塔を新設します。
2 ここにしかない2層のサウナ塔は施設のシンボルとなります。
3 井戸水を使った水風呂、広々とした外気浴スペースを設けます。
◇御大の湯
気軽に非日常を味わえる高級感のある大浴場
1 落ち着いた色味の仕上材や間接照明で非日常感を演出します。
2 電気風呂を内風呂浴槽に追加で設置します。
3 女性浴室の寝湯・ドライサウナから、岩盤浴・スチームサウナなどに変更します。
4 女性の脱衣室が狭いため増床します。
◇湯ヶ洞の宿
様々なゲストに対応、高森の観光拠点となる宿
1 一元化により不要となった厨房および食堂を改修し周辺地域に不足する宿泊室数を確保します。
2 2室を3室にして定員2人の室数を増やし平日のビジネスニーズにも対応します。
3 宿泊に重きを置くことで高森町の観光の拠点を目指します。
4 全室をベッド化し利用者のニーズに応えつつスタッフの負担も軽減します。
◇フロント・ショップ
森への入り口のような施設の顔となる空間
1 木目調の内装材を使用し森のあたたかみが感じられる施設の顔となる空間とします。
2 帰宅の際の動線となる位置にお土産やサウナグッズが購入できるショップを展開します。
3 ショップで購入したドリンクなどをガーデンテラスでも楽しめるようにします。
4 階段横の空間を貸しスペースにして魅力ある場所にします。
◇湯上り処 木漏れ日の丘
森の中でくつろぐようなたくさんの居場所がある湯上り空間
1 造付のソファが待ち合わせにちょうど良い湯上りラウンジ
2 ゴロゴロとくつろげて仮眠もとれる畳の小上がり
3 風呂上りの一杯まで最短距離の湯上りスタンド
4 屋上の展望テラスで眺望を楽しみながら小休憩
5 完全個室のマッサージルームでリラックス
◇森のレストラン
食事だけでも行きたくなるレストラン
1 水平方向に連続した開口部から眺望を楽しむことができます。
2 壁がないため開放的ですがパーテーションで仕切ることで貸切にも対応可能です。
3 地域の特産である果樹類を使用したスイーツの提供を行います。
4 テナントとして地場産の食材を使ったデリやベーカリーを併設します。
〔客室構成〕
・1階 定員2人×11室=22人 定員4人×1室=4人
・2階 定員2人×9室=18人 定員4人×7室=28人
計28室72人
◆基本設計案の施設イメージ
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
問い合わせ先:産業課商工林務係
【電話】35-9405
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